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2006年5月31日 (水)

映画「男と女」+α

8時からBSで「男と女」がon Airされている。今日は自分で勝手に盛り上っている。結局、昼間は仕事先にDVDを持って出て、さわりをチェックしてしまった。

いくつか発見があった。僕が最初に「男と女」を意識したのは、フランシス・レイのサントラでボサノバのメイン・テーマを素敵だと思ったことだ。その刷りこみは決定的で、社会人になって、初めて自分のクルマ(ホンダ/アコード)を買った時、購入の意志決定に影響を与えた。というのも、アコードのプロモーションCMでフランシス・レイによるアコードのテーマ曲が使われたから。(今でも電子オルガンのメロディを覚えている。)

ルルーシュはクルマの好きな人で、映画「男と女」でもさまざまなクルマの描写がでてきて面白い。初めてクルマの中で助手席の女(アヌーク・エーメ)の手を握る男(ジャン・ルイ・トランティニアン)。彼の手がシフト・ギアから女性の手に移動するあたり、まだ手も握ったことのない僕たちは男同士、その手練手管を学んだ。

「男と女」の後、ルルーシュとフランシス・レイは何作も立て続けに、映画を発表した。アメリカ資本(ワーナー兄弟社・・・)が後押ししたのだろう。

「パリの巡りあい」(原題:VIVRE POUR VIVRE))は、イブ・モンタンとキャンディス・バーゲン、「あの愛をふたたび」(原題:UN HOMME QUI ME PLAIT→英語題名:Love Is A Funny Thing)は、ジャン・ポール・ベルモンドとアニー・ジラルドが、主演している。どの映画も音楽と映像が素晴らしく、今みてもきっと魅力的だろう。何故か、DVDもヴィデオも出ていない。サントラは辛うじて入手できると思う。

どの映画も「男と女」のお話で、大きな括りでいえば、三部作といえると思う。理屈をこねる前に、恋に落ちちゃうのが、クロード・ルルーシュの強み です。

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