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2006年6月15日 (木)

雨の夜には「SOLARIS」を

Vfsh0125  雨の季節に向いた映画は?と問われたら「SOLARIS」と答える。DVDもサントラCDも持っていてかなり好きな映画。ロードショーに二回通った。二回とも雨だった。

この「SOLARIVfsh0126 S」はラブ・ストーリーである。宇宙ステーションのシーンは深いブルーの色調。記憶の愛のシーンはオレンジの光。

タルコフスキーの「惑星ソラリス」も良いが、スティーブン・ソダーバーグの「ソラリス」は雨で始まり雨で終わる映画。そういうのも珍しい。

ジョージ・クルーニーが男前でよい。これは夫婦の愛の物語。悲劇的だが、人を愛する意味を問う映画になっている。

Vfsh0127 愛の記憶や後悔、人間の弱さ、感情の惑乱など、惑星ソラリスは人間の心に潜むイデアを実体化して宇宙ステーションに送り込む。

Vfsh0128 果たして失った愛は、取り戻せるだろうか?

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