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2006年6月26日 (月)

W杯「W新潮」vs「W文春」戦?

Vfsh0014_2 サムライ・ブルーへのバッシング。日曜日、図書館で「週刊新潮」と「週刊文春」(共に6/29号)、二大週刊誌にW杯ニッポン記事がどう出てるかチェックした。(ネタバレはないです、ご安心を)

サッカーファンが読む週刊誌ではない。けれど状況が厳しい今、一般週刊誌がニッポンをどう報道したかを知っておきたかった。受け売りを真に受けて信じる読者もいる。

ちょっと、酷い。

◇<週刊新潮>:非署名原稿。匿名情報多し。”ジーコとブラジル密約説(勝利は日本に)”など毀誉褒貶が・・・。引用・伝聞による悲観的論調の展開。選手たちに対する愛情は欠如。

◇<週刊文春>:署名原稿。取材ソースを明示。リトバルスキー独TV局解説の経過報告など、今回のプレイの課題に新たな視点で言及。客観的に取材する意欲あり。選手に対する愛情指数高し。署名原稿は執筆責任を明示するもの。

勝敗:「W文春」の圧勝。(「W新潮」完敗 というか話にならない)

審判:「W新潮」の執筆者はおそらくスポーツマンじゃない。ジーコとブラジルチームが裏で取引し勝利を我等に。マジ正気ですか~。事実関係の把握と足で稼いだ記事を切望。伝聞で結論づけるのなら堂々署名原稿にすべき。責任をかぶる覚悟で書いた記事を読みたし。「W文春」は複数視点でニッポン・チームを取材。売らんかなの興味本意、熱愛報道とは一線を劃した。

将来性:「ニッポン凋落の端緒」と今回のW杯を断じた「W新潮.」。最後まで発言には責任を負ってほしい。記事の見出しで読者を呼び込む手法。読者を獲得したならば、読者に汗をかいて集めた情報で記事を提供してほしい。

評価:「W新潮」:かなり絶望的。<「W文春」僅かに希望あり。

人の揚げ足ばかりとってもはじまらない。W杯の永い歴史に加わるためにみずから初めの一歩を踏み出そう。

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