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2006年7月13日 (木)

「愛のめぐりあい」 BOW30映画祭から 

アントニオーニという監督が大好きで、卒業論文に彼を選んで研究した。<見る>ということに対する洞察が鋭い監督で、尊敬している。

135_1「愛のめぐりあい」は彼が脳梗塞に倒れヴェンダースが共同監督する申し入れで製作資金の調達が可能となった映画。アントニオーニの短編小説集からオムニバス形式で愛の物語が紡がれていく。

十年程前に映画館でみた。アントニオーニの感受性の瑞々しさにこころ打たれた。これは老人の映画ではない。賢人の映画である。

Pda949_1大勢の名優・女優が出演してる。それは彼らが20世紀を代表する映画作家のひとり、アントニオーニに対する敬愛を表すとともに、人生のプレゼントを出演という形で贈ったのだろう。人生の終局で自分を励ましてくれるであろう映画。だから僕はこの映画のことを語る資格はないかもしれない。

愛はときに語りえないもの。

愛のめぐりあいの予告編に⇒めぐりあいたい

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コメント

こんにちは、「NEAR FROM YOKOHAMA IN 楽天」の管理人でございます。コメントありがとうございます!

BOW映画祭行くんですね!
僕も我がベストワン「ベルリン 天使の詩」を見るチャンスなので、明日行って来ます^^

投稿: 平打電 | 2006年7月14日 (金) 11時40分

いよいよですね。

「ベルリン天使の詩」は何度見ても最初の密やかなドイツ語の響きから引き込まれます。

何年か前に、出張でドイツに行く機会があり、どうしてもベルリンに行きたくなってoffの1日を使って鉄道でベルリンに入りました。映画にでてくる場所もいくつか行きました。たった数時間のベルリン滞在でしたが、また続きをいつかしようと思っています。(特に図書館は行きたい!)

劇場で「天使」との再会!どうぞ楽しんでらしてください。

投稿: チャーリー | 2006年7月15日 (土) 01時11分

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