チャリで箱根湯本へ
BD-1、スタンバイOK。愛用のGAPのDayーpackに着替えを詰めて9時に出発。海岸に出た処で右か左かを即決。箱根方面に向かうことにした。
お昼頃小田原到着。欲が出てきて箱根湯本にある立ち寄り湯を目指すことにした。
小田原から箱根湯本までの登り坂が心臓破りだった。とにかくダラダラ長~い。
箱根湯本の「天山」(てんざん)。立ち寄り湯。数年ぶり。少しも変ってないのがいい。野趣溢れる野天風呂と食事処(天山湯治郷:箱根町湯本茶屋208:tel.0460-6-4126)。品が良くてゆったりできる立ち寄り湯。
登り坂が続き激しい運動の後では食欲は湧かない。体内の脂肪が燃焼してる。お風呂にほけーっと1時間以上入って、それから食事処へ。生ビールに冷奴。それに馬刺しを頼む。馬刺し、うまし。口の中で溶ける。あまりに美味しくてイケナイことをしてる気分に。
ここで本を一冊読み終えた。「羊の宇宙」(発行:文藝春秋)。夢枕獏(作)+たむらしげる(絵)。「星の王子さま」のような暗喩に満ちた短いけれど不思議な味わいの本。「真理は、常にシンプルだ」(P17)、「人間は誰に遠慮することなく、幸福(しあわせ)になってもいいのだよ・・・」(P20).中国の天山(てんしゃん)山脈の峰で展開する寓話を「天山」(てんざん)で読む不思議。<ももんがさん>にblogで教えてもらった。
たっぷり寛いで湯処を後に。箱根湯本から小田原までず~っと下り坂。楽チン。
小田原駅でBD-1を畳む。東海道線に乗って夕方5時に帰還。
風のように海山を駆け抜けた夢のような記憶。怠け者の僕が遠出できるのはこの折畳みbikeのお陰。
この秋は、TOKYOの秋を再発見したい。
チャリは僕にとって高度1mを滑空する人力飛行機です。
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コメント
TB&リンクありがとうございます。
気に入っていただけてうれしいです。
しかも、なんてうらやましいシチュエーションで読んでるんですか! 正しい週末ですねえw。
投稿: ももんが | 2006年8月20日 (日) 00時13分
ももんが さんへ
箱根湯本の「天山」は、もしもまだでしたらお勧めです。
バイクなら箱根湯本からスイスイ10分の処。タクシーでもすぐ。
週末早出して朝9時にOpenと同時に入る。ゆっくりお湯につかって緑の樹木を愛でて、読書は渡り廊下でいく「楽天」へ。
しゃぶしゃぶか馬刺しなどをビールかワインで時間をかけて。
緑あふれる窓外で目を休めながらの座敷がよし。足をなげだして、「海辺のカフカ」などを読むのもいいですよ。
投稿: チャーリー | 2006年8月21日 (月) 02時41分