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2006年8月29日 (火)

映画「ミュンヘン」を街でみて

まだ観終わっていない。携帯のPCで、漫喫(ネット・カフェ)で、自宅のTVで観て来た。この映画と僕の宿命。レンタルの延滞料を換算したら購入した方が安いかも。

スピルバーグは『宇宙戦争』から変わった。娯楽というより静かなメッセージ性を感じる。作家として成熟してきたと感じる。

『ミュンヘン』も記録的色彩が強い。ドラマを楽しむより胸が痛む描写が続く。

『プライベート・ライアン』を観たのは、L.A.だった。撮影隊の制作クルーとOFFに観にいった。ユニバーサル・スタジオ前のシネコンだった。観終わったとき、スピルバーグは戦争もまたアトラクションにしたのか?と不信感を覚えた。それを払拭したのは一週間後のことである。今度はUCLAの傍のシネコンに入った。年配のご婦人たち(勿論アメリカ人)が冒頭のオマハ・ビーチの激烈な戦闘シーンで悲鳴を上げてたのが印象に残る。

アメリカ人にとって、戦争の服役は義務である。勝つものと信じてる。弾は当たらないと信じてる。それを覆した。「これが戦争だ」ということをスピルバーグは描きたかったに違いない。

『ミュンヘン』は・・・。観終わってからまたこのblogに記しますね。

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コメント

こんにちわ!お久し振りです。
TBさせて頂きました。

プライベート・ライアンは、今までの
戦争映画に比べればリアリティーあって
良かったと思います。
過去観てきた戦争映画ってアメリカ万歳
って感じが多かったし、、、^^;。
このミュンヘンでも主人公たちってそんなに
強くないし実際はそんなものなのかな?
不屈の超人的諜報員ってのは映画的には
面白いですけどねぇ、、、。

今後とも宜しく御願い致します!

投稿: cocos | 2006年8月29日 (火) 22時27分

cocos様

おひさしぶりです。コメント&TBありがとうございました(時々、拝見させてもらってます)。

「ミュンヘン」のラストシーンでNYの遠景がでてきますが、そこにワールド・トレーディング・センター(世界貿易センターz)ビルが望めました。

気がつかない人には気がつきませんが、スピルバーグの静かなメッセージはこういう処から伝わってきました。

投稿: チャーリー | 2006年8月30日 (水) 01時52分

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