シュガー・ハイの効用
昨晩は銀座で仕事の打合せをかねて仕事仲間と夕食を共にした。滅多に夜は外で飲まない。
なじみの焼き鳥屋へ二年ぶり位にいった。カウンターに並んでビールに焼き鳥。おいしかった。銀座の裏通りの街路樹は黄葉がはじまってる。秋はもう始まってる。
焼き鳥をコースでいただいて、最後に鳥のスープで〆る。知り合いと話が終らなかったので、珈琲を飲みながら少しおしゃべりした。知り合いは深夜の高速バスで大阪に行くという。新幹線でしか移動をしたことのない僕は、それが映画『真夜中のカーボーイ』のジョン・ボイドの大型バス(グレイハウンド)での旅のように思えた。いったい誰が彼の隣りに座るのだろう?
銀座のホステスさんが同伴で使うカフェ。ケーキが有名なお店。結局ケーキをつけて珈琲を注文した。昼間の仕事疲れがビールのお陰でほどけてた。珈琲で頭が覚醒した上にケーキを食べると、身体がすこし浮いたように感じた。開け放たれた窓外から夜風が気持ちよく入ってきた。
9.11直後のNYで書店からダイエットのHow to書が片付けられ、こういう苦しい時にはスィートを食べましょう、という話を何かの記事で読んだことがある。人間の脳は身体の2%の質量で、摂取したブドウ糖の約25%を消費するという。
シュガー・ハイ。それはひょっとするとお酒よりも身体に有効な休息かも。
秋がはじまる。たくさんのものを形にする秋がはじまる。
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