さようならSONY またある晴れた日に
会いましょう。・・・そんな感傷を覚える麗しい秋の一日。SONYの株を処分した。SONYだけ自分の中で特別扱いする訳にはいかない。
損を覚悟してたのに、意外にも売却益が少しでた。税金を納め、めでたしめでたし。買ったのは前・出井社長のオーラ全盛期。SONYはデジタル・ドリーム・キッズを標榜してた。少年時代からのSONYファンの僕は新しい夢を持ちたくて株を買った。損をしてもそれは自分の夢の結末。悔いはない。SONYブランドという遺産を食い潰す時期は終焉してほしい。
証券会社の外には陽光が降り注いでた。
なぜかスタンリー・キューブリック監督の『博士の異常な愛情』(1964)のラスト、水爆の炸裂にかぶって流れる歌「また、いつか会いましょう」(ヴェラ・リン)のメロディーが脳裏をよぎった。
Dr.Strangelove OR: How I Learned to Stop Worrying and Love the SONY. (博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて、SONYを愛するようになったか・・・)
いつかまた晴れた日に会おう。SONYよ復活して。また賭けたくなる夢を。待ってます。
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