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2006年12月17日 (日)

映画「硫黄島からの手紙」

1930年生れのクリント・イーストウッドの手によって、硫黄島で戦い死んでいった男たちが映画にとどめられた。

戦後61年、日本人は硫黄島を置き去りにした。カリフォルニアに生れた76歳の男によって“再発見”されるまで。その映画は、世界中で後世まで語り継がれることになるだろう。

いまだ1万3千柱もの遺骨が島には眠っているという。日本国はいまや繁栄という衣を身にまとって振返ろうともしない。

だから現世の政治家にみてほしい。国家によって戦わなければならなかった者の気持ちを。

本当は生きたかった死者の思いを描いた映画である。

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コメント

こんばんは

私もこの映画は観たいと思っていました。
来週行く予定です。

隠された事実を知りたいです。
from*mami

投稿: *mami* | 2006年12月18日 (月) 21時13分

mamiさんへ

歴史の中で置き去りにしていた島が、映画によって発掘された気がします。

週末、図書館でこの映画の記事をいろいろ読みました。

一番心に残ったことは、遺族の方々が見た時の話でした。遺族の方々向けの試写会では最初から涙、涙で、終わってから何度も観たいという方が多くおられたということです。

それは亡くなった方のありし日の姿を偲ぶ思いがさせる気持ちなのでしょう。

辛いシーンもありますが、一緒に連れて行った中学生の息子もしっかり受止めていました。

投稿: チャーリー | 2006年12月19日 (火) 04時19分

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