そのまんま東氏が
宮崎県知事選挙に当選した。これは凄いことだ。
勝者の弁、敗者の弁をテレビで見てた。そのまんま氏は「いい顔」をしてた。タレントの時の顔ではない。一方敗者は敗者の顔だった。
眼力か、本気度か。とにかく顔は雄弁だ。その顔には緊張感があった。一言でいえば、引き締まった顔をしてた。
週刊新潮に連載の「人間自身」というコラム(池田晶子氏)がある。<人間は堕落する>と題された興味深い人間観察があった。
「一目瞭然なのは、その顔である。緩んでくる。崩れている。内省する人間に特有の緊張感が失われているから、ごまかしようがないのである」(引用・終り)
「自分の道はこれでいいのかと、自らに問うことをやめたからである。道は決して自明なものではない。だからこそ常に自らに自らの道を問うことで、人は自らの道を確認するのだ」(引用・終り)
そのまんま氏には、大阪でノックアウトされた元タレント知事をもって他山の石としてもらいたい。周りが先生と煽てれば、普通の男なら堕落する。だから気をつけて。自分の道を歩んでほしい。
| 固定リンク
コメント
これもやはり、ひとつの「テレビの力」なのでしょう。テレビをうまく利用できる人は利を得ています。ただし調子に乗りすぎるとしっぺ返しを食らいます。いずれにせよ、日本人はテレビが好きですね、まだまだ。
投稿: アリーバ | 2007年1月23日 (火) 02時29分
こんにちは、チャーリーさん
県民は既成の政党に飽き飽きしているんですよ。
本当に腐りきった今の政治に。
そのまんま東だったら、しがらみはないし
大きい志がありそうだし。
新しい風が吹かないかと期待しているんです。
これからが大変でしょうけど、取り込まれないで
少しでも良いから、成果を見せて欲しいですね。
私は終盤のそのまんま東の戦い方に感動しました。
つぼを心得ていますよ。
投稿: まるこ姫 | 2007年1月23日 (火) 16時56分
◎アリーバさん
日本人にとって、テレビは宗教だそうです。
下請けの会社の社長が辞任するより放送局の経営者が辞任しないと、電波のリセール業者に成り下がらないか、心配(?)です。
簡単に幕引きしたがる放送局は、信徒の信仰を裏切るのでは? 危惧します。
◎まるこ姫さま
県民に対して、公僕として頑張ってほしいですね。
女性問題のようなトラップに嵌まらないよう、切に祈ります。その辺り、田中康夫さんがレクチャーされると安心ですが・・・。脇を固めて臨んでほしいところです。
新しい風が、吹くかもしれません。
投稿: チャーリー | 2007年1月23日 (火) 20時37分
◎まるこ姫さま
まるこ姫さまのblogにコメントを寄せようとしましたが、スパム対策の暗号が数回でてきて、数度試みましたがそれでも送信できませんでしたよ。
どうすればいいか、思案中です。
投稿: チャーリー | 2007年2月 3日 (土) 05時13分