ぺこちゃん ぽこちゃんは 泣いている
ぺこちゃん ぽこちゃん
君たちが悪いんじゃない。泣くのはおよし。
君たちと僕たちの気持ちはおんなじだ。
ボクの息子はね、小さかった頃、
君んちのイチゴののったショートケーキが
大好きだったんだ。
クリスマスには予約をしてね、必ず君たちのお店にいったよ。
シャンメリーを買ってね、乾杯したんだ。
我が家の目出度い時のしきたりだったもの。
子供たちと食事した。
とても信じてたんだ。君んちなら、安心だと思ってた。
ぺこちゃん、ぽこちゃん、
辛かったら
こっちにおいで。
おじさんのお家で暮らしなさい。こころが落ち着くまで、ゆっくりなさい。
君のお家にはね、
本当は子供たちのことを考えないで自分たちのことばかり考えるリーマンたちが
いつのまにか居ついたよ。
謝っても頭をさげても、もうだめなんだ。
立派な大人はそういうことはしない。罪は償わなくてはならないんだよ。罪というのはね、みんなの思い出を汚してしまったことだ。もう汚れは消せないんだよ。
思い出したくないから、僕たちはもう君んちには行かない。
だから、こっちにおいで。
ぺこちゃんとぽこちゃんには何の罪もない。
考えよう。
君たちが、安心して生きていける道を。
おじさんは考えるから。
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コメント
こんにちは、チャーリーさん
最近の企業の倫理観はあるのでしょうか?
分からなければ何をやっても良い的な考えが
はびこっているようです。
でもそれが公に分かった時は、その企業の
信用失墜ですけどね。
信用がなくなった企業の将来は暗いですね。
私も誰が見ていなくても自分自身の心に
恥じないように生きて行きたいです。
なかなか難しい事ですけど、ずるばかり
して生きるより、心は安まると思うのです
投稿: まるこ姫 | 2007年1月12日 (金) 16時26分
チャーリーさん、こんばんは!
読んでいて、哀しくなりました・・・
そうですよね!
ペコちゃん、ポコちゃんには何の罪もないんです。
雪のマークがみんなの家庭に再来するのに、
どれだけの時間がかかったかわかってるはずなのに、
なぜ同じ過ちをしてしまったのでしょうね。
(我が家では、未だに雪のマークは降りてきません)
ペコちゃんたちの銀座のお家は、
かつて父と初めてデートしたお店でした。
とても残念です・・・
投稿: みゆき | 2007年1月12日 (金) 23時21分
まるこ姫さま
最近日本で起こる困った事象には、共通したコンセプトがあるように思います。
「自分だけが良ければ、良い」・・・というものです。「お金儲けがすべて」・・・というものもあります。
企業も「素晴しいサービスを提供して社会や人々に喜ばれる、愛される」という根本を忘れてしまってる処が多いようです。
<自分だけが良ければリーマン>は、クルマの運転も社会マナーも独善的ですから、仕事ぶりも押して知るべし。自分の待遇が良ければ良しという行動原理なのでしょう。
でも。
お天道様はみている。
社会はそういう独善を許容しては成立しないから、退場願うのです。哀しいことだけれど我欲を追い求めた結果の天罰ですから。
日本人は、もっと公徳心があるはずだと信じたいですね。
投稿: チャーリー | 2007年1月13日 (土) 05時43分
みゆきさん
ぺこちゃん ぽこちゃん のこれからのことですが・・・。
一つは、このような大人の愛のない行動を戒めるためのミュージアムをつくり、そこで皆にこのようなことをしてはいけませんよ、と啓蒙するお仕事についてもらう・・・というのはどうでしょうか?
犯した過ちとそれによって蒙る社会的制裁を、よくわかるように展示したミュージアムです。
<雪>にも参加してもらいたいですね。パッケージや社名を変えたところを見せたいです。
我が家でもいまだに<雪>は出禁です。
本当は<雪>からお仕事もらってパッケージや広告宣伝してる企業、流通させてる企業にも社会的制裁を与えるべきだと思います。
名前や暖簾をかえれば誤魔化せると考えるのでは、心根が問われますよね。
投稿: チャーリー | 2007年1月13日 (土) 05時56分