映画「ワールド・トレード・センター」
オリバー・ストーン監督の「WORLD TRADE CENTER」が新作DVDでリリースされた。みて良かった。みたかった訳ではない。あのテロのことなので躊躇してた。
あの2001年9月11日のことは忘れない。
2000年秋、NYに出張した。OFFに自由の女神像を観にいった。ウォール街も散策した。ウォールストリートの駅で手にしてたSONYのハンディカムを見てビジネスマンが声をかけてきた。「いいね。それは幾らするんだい?」-短いけれど楽しい旅の思い出。
その地下鉄の駅も半壊した。あのビジネスマンのことを思い浮かべた。
あの日から世界は変わった。それからの世界がいい方向へ向かったとは思えない。
だからこそ、あの崩落した瓦礫の中で何が行われてたかを見てよかった。
かすかな希望であっても希望は必要である。人間の善なる部分を信じることなしに、新しい世界を築くことはできない。
そういう思いをオリバー・ストーンは伝えたかったに違いない。
実話に基づいている。
ワールド・トレード・センターでは2749名の方々が亡くなり、その国籍は87カ国に及ぶ。343名は消防士、港湾局職員84名中37名は警官、ニューヨーク市警察警官は23名が亡くなった。
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