映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た日は
ちょっと辛い日だった。映画の中の台詞にもあったけど、「世の中はバラ色じゃない」。そんな日が「ロッキー・ザ・・ファイナル」の初日。
だから、2007年4月20日(金)をボクは忘れない。
ROCKY BALBOA それが映画の原題。まさにロッキー自身の物語。還暦のロッキーがもう一度人生を取り戻そうとする。
過去の名声に生きていられないロッキーは、もう一度ボクサーに戻って今を生きようとする。スタローンの言葉はかなり心をヒットする。単純で力強い。スタローンの人生が密度を増し迫ってくる。
ぜい肉のない映画。映画として粗を探すことは簡単だけれど、こんなにストレートで強力なパンチを繰り出す映画は最近みたことない。
だから、感動した。
人生の逆境にある人々にエネルギーを与えてくれる・・・そんな映画だった。
あの“ロッキー・ステップ”。いつかフィラデルフィア美術館の階段を駆け上がり、ファイティング・ポーズをとろう。やはりロッキーは20世紀の神話の一つだった。
本当の敵は自分の中にいる。自分を駄目にしようとする勢力は社会にも内面にも事欠かない。手強いのは内面の方。厳しいトレーニングはそのプロセスそのものに意味がある。だから最後の勝利以上に輝かしい。
そうだ、今日からボクは自分のフィールドで厳しいトレーニングを自らに課そう。
一年後に勝利のスマイルを、ガッツポーズを手に入れてやる。
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コメント
チャーリーさん
お客の入りはどうでした?
まちがいなく感動させてくれそうな一本ですね。
最近そういうストレートな映画が少なくなったような気がします。
投稿: arriba | 2007年4月21日 (土) 11時03分
>arribaさん
金曜日(初日)、仕事で郊外に行きました。仕事帰りに最近できたショッピング・モールにシネコンがあると知り、立寄りました。
そんな訳で、まだ少ない客数でみました。
大勢で応援するのにいい映画ですが、涙を隠すには空いてる映画館も、よいです。
投稿: チャーリー | 2007年4月22日 (日) 00時49分