書籍「カッコ悪く起業した人が成功する」
光文社のペーパーバックは千円札で1円のお釣りがくる。
なかなか面白くてためになる。
例えば53P.「生活は収入に合わせて変化させるものです。経営者を目指すとなれば、生活を収入の変化に合わせることも重要なスキルといえるのです。」
「臨機応変に生活レベルを変えることができない人は、経営者になる資格がありません。」
うむ。いいことを云う。給料のup,downに一喜一憂する自分のリーマン根性に活をいれる言葉だ。知らず知らずに飼いならされた犬にならないように。
新しい会社やオフィスを訪問する。どこか豪奢な風情の処は、必ず後で失敗してる。結局お金を無駄に使う処から始めた事業は成功しないということ。当たり前のことが語られてこなかった。
戦場で自分にだけは弾は当らないと信じて、大勢の兵士が亡くなった。自分の事業は成功するという確信は悪くないけれど、二年後には二割だけが残ってる現実で「夢は叶う」という精神論では解決できない問題がある。
だから実戦経験から学ぶことが重要だ。成功哲学を学んで成功することもあるだろう。しかし「やってはいけないこと」を学ぶことは謂わば「お作法」を学ぶこと。どの世界にもセオリーはある。
そういったお作法を千円でお釣りがくる本から学べる。
けれど地表で起きる様々なドラマに備え賢くありたい。
ドリーマーではなく、リアリストでありたい。
その上で夢を追いかけたい。
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コメント
チャーリーさん、こんにちは。
ホント、そうだなって思います。
かっこいいとか悪いとか
見た目って案外重要だったりしますが
結局は人間性とか内面を充実させていくことによって、いろいろな関連性が後から付いてくるように感じます。
「夢」って、自分がしたいことだったり実は
自分がすること(課題)だったりしますよね。
することがないということが
本当の意味での不幸だと思います。
夢をみるにも経験が必要。
希望を持ち続けるにも経験があってこそ。
すべてはその延長線上にある感じ‥。
ドリーマーはドリーマーどまり。
常にリアリティーであるということは
そこに期限がある状態(本気)なのかなって思います。
期限があるから実現につながる。
夢→目標に変わる。
自分も成長し変化し続けられる。
「することがある」イコール「生きる意味」
最近とくにそう思います。
from*mami
投稿: *mami* | 2007年5月29日 (火) 10時28分
>mamiさん
いつも、素敵なコメントをありがとうございます。
「夢」ってふわふわしてるみたいに思われていますけれど、本当は強靭なモノだったりしますよね。
チャーリーの「夢」も語ればドンキホーテみたいな夢です。
ある日、降臨する。それは宇宙線があたって、頭の中に「夢」の概念が生じたよう。
それがあるおかげで、いろいろと精進することになった気がします。
だからとても「夢」は大切ですね。
書店で「夢は実現する」的な書籍が氾濫していますけれど、そういう本を書いてる著者の夢のレベルは小さいです。
投稿: チャーリー | 2007年5月30日 (水) 05時15分
こんにちは チャーリーさん
偶然あなたのブログに立ち寄りました。あなたが購入くださった『カッコ...』の著者です。
読んでくださってありがとうございます。
「夢と冒険心をなくしたら男ではない」といった人がいますが、あなたの最後の言葉、
『地表を見ずに空を仰ぐ。けれど地表で起きる様々なドラマに備え賢くありたい。ドリーマーではなく、リアリストでありたい。その上で夢を追いかけたい。』は素晴らしい言葉です。
そこで私の参加している全国のセミナーで引用したいのですがよろしいでしょうか?もちろん引用したブログも紹介します。
投稿: 鈴木健介 | 2007年6月 1日 (金) 12時19分
失礼しました。先ほどの引用句は「地表を見ずに空を仰ぐ」ではなく、「地面を見ずに」の間違いでした。
お詫び致します。
投稿: 鈴木健介 | 2007年6月 1日 (金) 19時25分
>鈴木健介さま
コメントをお寄せいただき、blogの持つ不思議な力を感じて、感激いたしました。どうもありがとうございました。
貴著を拝読し、「やってはいけないこと」と「やるべきこと」の対比の中に、経験から導き出された智慧を学ぶことができました。
小生の言葉が、鈴木さまの啓蒙活動のお役に立てるのであれば、どうぞお使いいただければと存じます。むしろ望外の喜びでございます。
このようなパーミッションをとられることからも、小生は学ばせていただきました。
益々のご活躍をお祈り申し上げます。
投稿: チャーリー | 2007年6月 2日 (土) 04時25分
おはようございます。
早速のご返信ありがとうございました。
ご承諾くださいましたので、これからのセミナーで紹介させていただきます。
今朝もブログを拝見致しましたが、チャーリーさんはとても知的な方ですね。
短い文章で的確に考えを表現されていますが、今の世代の人たちが一番苦手としていることです。
いまはお勤めのご様子ですがきっと近い将来、重要なポジションにつかれることと推察いたします。二度と戻らない時間を有意義に過ごされることを祈念いたします。
私もブログを持っています。
しかし約1年書き換えていません。理由は出版する予定の内容を書いていましたので出版社からそれ以上書かないように注意されたからです。
時間が許す時にでもご笑覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/nek4703/
どうもありがとうございました。
投稿: 鈴木健介 | 2007年6月 2日 (土) 11時31分