映画「ベルリン・天使の詩」をPSPで
BS衛星映画劇場でオンエアされた「ベルリン・天使の詩」をPSPに入れた。
電車の中で観た。何度もみた映画がまた違った顔をみせてくれた。
映画の世界がそのまま電車に乗ってる自分の世界に繋がってるような錯覚を覚えた。
たんなる映画ではない。ドイツ、特にベルリンの歴史(大戦の悲痛な思い出と壁で分断されてる現実)と詩的世界が融合して、胸が震える程の世界を呈示してる。
ドイツに出張したとき、ベルリンを一日だけ歩いた。
見事な映画博物館がある。
映画「ラン・ローラ・ラン」の主人公のコスチュームが展示されていた。ベルリンの壁が崩壊した後のベルリンをローラは走った。その意味で象徴的な映画。
「ベルリン・天使の詩」は魂がベルリンの壁の中をさ迷うかのようだ。
壁。
それは消えてはいない。
誰の心にもたやすく組み立てられる。
でもきっと愛だけが、その壁を崩壊させる・・・。
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