映画「U・ボート」を再見して
BSで放映したドイツ映画「U・ボート」を再見した。今回は艦長の人物造型にプロフェッショナル意識を強く感じた。
この二ヶ月程を振返る。やはり過酷な現実に晒されてた。U・ボートの戦いのように命を賭ける戦いではないが、職業人としての使命を賭けた戦いだった。一人ではなく何人ものクルーがボクの顔をみた。笑顔を失わないように努めた。労いの言葉を忘れないように努めた。しかし苦しい時は別の仕事や対象に意識を集中して、過酷な現実から一旦意識を引き離そうとした。ノートに書き記した。航海日誌のように。
そうして二ヶ月が過ぎた。過酷な現実は変わらない。しかし事態は変わった。ボクの手を離れたのは昨日のこと。朝の青空、昼の青空に浮かぶ白い雲を、ボクは忘れない。
過酷な現実を形成した相手方を憎む同僚を、たしなめた。「憎悪は何も生まないよ」。「ボクたちは精一杯やった。だからいい。もういい。」
本当なんだね。誠心誠意やったことだから、何の迷いもない。打ち込んでやるということはそういうことだ。腹を括ってた。どのような責任を負わせられようとも、大丈夫。面をあげて堂々としていられる。
だから、昨日の午後は、解放された思いで空を仰いだ。
梅雨はもう上ったの?今年の梅雨は1日だけだ・・・。
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