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2007年7月 8日 (日)

慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科の説明会

土曜の三田キャンパスで説明会に参加した。

創造社会を先導するメディア・イノベータを育成するという志を、デザイン・マネジメント・テクノロジー・ポリシーの4つの領域に配置された教員から夢のあるスピーチを聴いた。

教室も一杯で慶應の学生のみならず社会人の姿も多かった。約一時間の説明時間が超過して熱っぽい時間が過ぎていった。ボクはいろいろなことを考えながら会場を後にした。

まず考えたことは、二年間の修士課程を、仕事と両立してできるだろうか?ということ。

次に経済的に学資が持ちこたえられるか?ということ。子供の大学進学とまさか自分の大学進学という可能性が一緒になることは想定外だ。

三番目は、さまざまな困難を乗り越えて、自分がこの研究科に学ぶ意義が本当にあるか?ということ。

この三番目の問いが、一番重要だった。

こんなことを考えた。

20代で学ぶ人と自分が学ぶことの決定的な違いは、人生の残り時間の総量。自分の人生の総仕上げに役立つ研究ができるかどうか?ということが重要な見極めとなる。

そのときにひとつの言葉が浮かんだ。「何をやらないと決めるか?」何をしたい、ではなく、何をやらないと決めることが生きる上でとても有効な判断となる。時間は有限と知った時、あれもこれも手を出す楽しさより、深い井戸を掘り進める忍耐とエネルギーの集中の方を選択しなくてはならない。自分は今その時を生きている。

「何をやらないと決めるか?」という問いに向かう時、このメディア・デザイン研究科の4領域はボクには広すぎるような気がした。夢を実現するには戦略と禁欲とが必須。自分はどこに立つか?どこに到達したいのか?

その根源的なテーマに向き合わせてくれたことが、土曜の午後の1時間の収穫だった。

いずれ大学院に進む道を選ぶ気がする。その時の勉強は社会貢献に役立つテーマの研究に絞られることになるだろう。

自分の未来にしっかり戦略が描ける・・・本当はそのステージにボクはさしかかってる気がする。

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