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2007年7月 2日 (月)

映画「アポカリプト」を観て

メル・ギブソン監督の「アポカリプト」が7/6(金)で終了になるらしい。観ておこうと調べたら、夜の1回しかやってない処が多い。唯一<ワーナーマイカルみなとみらい>で、午前11時からやってたので、日曜に出かけた。

1日は映画の日ということもあって、チケット売り場はごった返していた。係の人が「アポカリプト、観る方は?」と巡回してきた。手を挙げて、滑り込みセーフでチケットを購入、暗くなったシアターに入った。

凄い映画だった。「頭脳でなくて本能に働きかけたい」とメル・ギブソンが意図したように、アクション(行為・行動)とシンプルなストーリー(生き延びて妻子を助けよう)構成で、一直線に追跡劇となる。

心配してた暴力描写や残酷なシーンはギリギリ耐えれた。それを見世物にしようという魂胆ではなく、描かれていた。しかし女性や子供に薦める勇気はない。マヤ文明の生贄(いけにえ)の儀式が凄惨だ。

できるなら20歳以上の男性にみてほしい。男性が自立するとはどういうことか、きちんと描かれている。

現代は一見暴力も隠蔽されてて、みえない。しかし国家が暴力を管理してる以上、文明の本質は暴力と力の支配から逃れられない。

戦って自らと家族を守ることをしないで、幸せに近づけるものではないことを、一部の大人は知っている。

そういう意味で、観てよかった。

魂のどこかがギュッと掴まれた。稀有の映画である。

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