映画「フラッシュダンス」を観直して
1983年の映画を観直して、また新しい魅力を発見した。
名曲のサウンド・トラックの合間にドラマがある構成だけど、彗星のように現れたジェニファー・ビールスの演技とダンスが素晴しい。一生懸命夢を実現しようとする青春が世界中のこころを打って、大ヒットしたのだろう。
エイドリアン・「危険な情事」「ナイン・ハーフ」「運命の女」・ライン監督の演出は映像的であざとさもある。でもそこが大衆に届く。製作はジェリー・ブラッカイマーと知った。さすが!
当時イエール大学生だったジェニファーは映画と同じオーディションで主役の座を射止めた。「呪怨パンデミック」(2006)に出てるらしい。怖い映画だからみることができないけど、今も活躍してるのを知ってうれしい。
昔、TVコマーシャル撮影で後に直木賞作家となる新進女流作家を起用した時に、リハーサルで「フラッシュダンス」の曲が流れた。彼女がこの曲を口づさんだことを思い出した。
いつでも青春が美しいのではなく、青春の飢餓感が愛おしい、そんなことを映画から思った。
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