黒川紀章氏を悼む
悲報に接し、自分が如何に黒川紀章という知の存在に励まされてきたかを知った。天空に輝く星の光から、暗い夜道を進む勇気をもらってた。
黒川氏は建築家であり思想家であり哲学者であり、そして行動の人だった。「24時間働いて、24時間遊んで、24時間寝てる」という言葉も残された。毎日デッサンをかかさない逸話。天才を努力で磨きぬいた人。73歳にしてあのフットワークの軽さ、茶目っ気、そして本気。
世界の知性に永遠の命が与えられたなら、黒川氏はどこまでも駆け抜けていったろう。だから突然の死は悲しい。
しかし黒川氏が現役の頂点で彗星のように消えたことは、黒川紀章氏らしい最後だったかもしれない。
たゆまぬ研鑽を続けなさいーそう、あなたからボクは教わりました。
こころからご冥福をお祈り申し上げます。
黒川紀章ー天才から学ぶこと ⇒ ●
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