さようならー「ハタチの恋人」
録画したTVの新番組をPSPでみるとTVで気づかないことに気づいたりする。昨日通勤の電車内で「ハタチの恋人」を見終わった。
最初のさんまさんの長台詞(ながぜりふ)-恋物語を部下に話すくだりで倍速にした。ユーミンのステージや歴史の名場面が織り込まれ贅沢なシーンなのに、部下が少しずつ帰ってく心理と同じで、面白くない。結局、身の上話の独演会では魅力がない。
新番組で最初にこういう感想をもつと、後は厳しい眼でみることになる。所々CMスキップしながら、また倍速で見たりした。
結局、明石家さんまさんは、あまりにキャラが知れてる。どうみても長澤まさみさんとの恋のドラマが成立すると思えない。格好いいおじさんにもみえない。中年のいやらしさは演技なのか。「エロおやじ」と台詞にでたりする。エロおやじねぇ~。
そんなことを考えながら、「巻き戻し」と「早回し」を駆使して見終わった。
むしろ、共演の市村正親の方が、中高年の謎や翳があった。
恋やドラマに向いてるのは、むしろ市村正親の方なのに・・・。
「働きマン」が今の時代に繋がるドラマとすれば、この「ハタチの恋人」は脚本も演出も安全圏を航行する昔のTVドラマに近い。
毎週誰がこのドラマを楽しみに待つのだろう?
PSPから消去の操作をした。
ビデオを削除します。本当によろしいですか?
はい いいえ
迷わず、「はい」を押して削除した。一瞬で、「削除は完了しました」のテロップがでる。
さようなら「ハタチの恋人」さん。
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