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2007年10月20日 (土)

さようならー「ハタチの恋人」

録画したTVの新番組をPSPでみるとTVで気づかないことに気づいたりする。昨日通勤の電車内で「ハタチの恋人」を見終わった。

最初のさんまさんの長台詞(ながぜりふ)-恋物語を部下に話すくだりで倍速にした。ユーミンのステージや歴史の名場面が織り込まれ贅沢なシーンなのに、部下が少しずつ帰ってく心理と同じで、面白くない。結局、身の上話の独演会では魅力がない。

新番組で最初にこういう感想をもつと、後は厳しい眼でみることになる。所々CMスキップしながら、また倍速で見たりした。

結局、明石家さんまさんは、あまりにキャラが知れてる。どうみても長澤まさみさんとの恋のドラマが成立すると思えない。格好いいおじさんにもみえない。中年のいやらしさは演技なのか。「エロおやじ」と台詞にでたりする。エロおやじねぇ~。

そんなことを考えながら、「巻き戻し」と「早回し」を駆使して見終わった。

むしろ、共演の市村正親の方が、中高年の謎や翳があった。

恋やドラマに向いてるのは、むしろ市村正親の方なのに・・・。

「働きマン」が今の時代に繋がるドラマとすれば、この「ハタチの恋人」は脚本も演出も安全圏を航行する昔のTVドラマに近い。

毎週誰がこのドラマを楽しみに待つのだろう?

PSPから消去の操作をした。

ビデオを削除します。本当によろしいですか?

はい  いいえ

迷わず、「はい」を押して削除した。一瞬で、「削除は完了しました」のテロップがでる。

さようなら「ハタチの恋人」さん。

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