日本の知、本の力。丸善
日本橋・丸善で本を買った。一冊は『ウェブ進化論』の梅田望夫氏の新作『ウェブ時代をゆくーいかに働き、いかに学ぶか』(ちくま新書)。もう一冊は『ザ・シークレット』の出典となった100年前の名著とされるウィリアム・W・アトキンソンの『引き寄せの法則』(KKベストセラーズ)。
この二冊を購入するまでに、二十冊近くの本を立読みして品定めした。本屋の楽しみは、この立読みにある。
昨日選んだ二冊は、きっといい買い物だ。
再生紙の手触りのざらつきが、とても手になじむ。
同じ本がいろいろな書店でブックカヴァーに装われる。一期一会であった本に「丸善」はBrandingを施した。
ー触れることから、本との冒険は始まる。
カヴァーを開くとそんな文字が目に入る。明治二年(1869)、丸善創業者は福澤諭吉の日本近代化を実現するために知と文化を事業とする丸善を興したと云う。二十一世紀に創業の志を胸に・・・と歴史・伝統・志にふれた短文が読める。
アマゾンで買う本の喜びもあれば、丸善で本に触れる喜びもある。
そしてちょっとカッコいいブックカヴァーで本を包む楽しみがある。
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