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2007年12月12日 (水)

世界の長寿監督

週刊スパのTopics欄に、新作を撮り続ける世界の長寿監督の話が載ってた。(そこから情報をピックアップします。)

マノエル・ド・オリヴェイラ。1908年12月11日生まれ。まもなく99歳。白寿。ポルトガルの映画監督にして現役。来年公開予定の映画を今撮ってるらしい。

12月15日から公開の『夜顔』。ルイス・ブニュエル『昼顔』の後日談。フランス語の昼顔「Belle de Jour」(昼美しい、の意)をオリヴェイラがもじって原題「Belle Toujours」(常に美しい)。洒落た爺さんだ。

新藤兼人監督。95歳。現在『石内尋常小学校 花は散れども』を製作中。

市川昆監督。92歳。昨年の『犬神家の一族』に続き今年オムニバス映画『ユメ十夜』の一編を監督。

エリック・ロメール監督。87歳。フランスの監督、『緑の光線』、みましたよ~。若い女性の孤独な夏休みを忘れられない貧乏くささで描いた。何故か記憶に刻まれてます。

シドニー・ルメット監督。83歳

ケン・ラッセル監督。80歳。健在ですか!英国の怪童。

ジャック・リヴェット監督。79歳

これでは尊敬する70歳台イーストウッドが「まだまだ若輩者で・・・」とアカデミー賞授賞式で語るのが頷ける。

生涯現役。

映画を造ることが、そのまま生きることになってるのだろう。

確かに、生きることが現役。

生きることから退役したら、人は人生を全うする。

彼ら老監督達は「もう年だから・・・」とつぶやくのだろうか?

映画『夜顔』の情報はこちらです。 ⇒ 

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