「人生後半戦のポートフォリオ」ー文春新書の既刊から
副題に、-「時間貧乏」からの脱出、とある。
最近、自分の本選びに、ある方向性があることに気づいた。
人生の戦略を再構築しようとしてるー。
これからの人生を悔いのないものにしたい。若い頃は時間が無限にある気がした。そして人生の中で出会った人々の様々な変転をみてきた。
できるなら運命に流されるだけでなく、自分の望む人生を歩みたいと思うようになってきた。
いつ頃からだろうか?
このblogを始めた頃からかもしれない。
世の中の仕組みも、昔よりはよく判ってきた。人の心も人間関係の機微も判るようになってきた。
すると、「時間」というものが、実に大切なものということがよ~く判ってきた。
毎朝、万人に等しく与えられるもの。そして決して貯金できないもの。
その時間を生かすも殺すも、本当は自分次第。
そうやって人生は形成される。
人生の最終地で、どのような世界に自分はいたいか?-そんなことを考える。
そして「今」しかない、ということを知る。
時間は、今しかない。
それが、今辿り着いた時間観。今の中にすべての未来は詰まってる。過去もまた人は再構築する存在であることも学んだ。
今という時間を、どう生きていくか?
そんなことを考えている人間の周りには、その智慧を与えてくれる書籍が集まってくる。
この本もまたその一冊。
時間の主人公になることーそれが著者の目標にある。
そして「人間は時間の主人公である」と語ったのはギリシャの哲学者アリストテレスだった。
そう、
あなたはあなたの時間の主人公であるー。
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