« Macintosh Classic に再会した日 | トップページ | 今年一番の冷え込み »

2007年12月 5日 (水)

「引き寄せの法則」とインターネット

ウィリアム・W・アトキンソンによって著された「引き寄せの法則」が刊行されたのは1906年。今から100年以上前のことである。

原題はThought Vibration or The Law of Attraction.

最近世界860万部のベストセラーとしてプロモーションされてる「ザ・シークレット」で「100年前の秘密の本」と呼ばれてるのがこの本で、KKベストセラーズから翻訳がでた。

100年の歳月を生き延びるということは、すごいことだと思う。僅か100頁に書かれていることは、人生の原理・原則ばかり。

アメリカの成功哲学の原点に位置づけられるものかもしれない。アメリカの実利的・現世的な成功哲学にヨガなどに流れる東洋哲学の影響がブレンドされている。このアトキンソンは日本のヨガ哲学者・中村天風にも影響を与えたらしい。

僕が興味を持ったのは、身の回りで「ある種の原理・原則」が働いてると、ここ数年感じていたからである。倫理的、心理的なことでは説明がつかない何かーたとえば幸せはどのように生まれるか?とか繁栄はどのように維持されるか?とか不幸な人はなぜ不幸をさらに呼び込むか?といったことに対する回答が可能な原理・原則があるように思っていた。

たとえば、宝くじに当たって巨万のお金を手にした人が次に、どのような運を引き寄せるか?ということについて、大人ならば科学的な対処をしておかないと、自らをアンコントロールにしてしまう。(宝くじを買わないボクは、絶対に当たらないので、その心配は無用ですが・・・)

そんな原理・原則を、100年前のアトキンソンが示してる。

面白かったので、原書も取り寄せ中。

インターネットには「引き寄せの法則」との親和性がある。

暗い話題には暗い話題を集める力が働き、幸せには幸せが集まる力が働いてる。

そんなことを考えながら、この本の今度は原書を読もうと思う。

◎過去記事⇒ 

|

« Macintosh Classic に再会した日 | トップページ | 今年一番の冷え込み »

コメント

すると、「忙しい人は、忙しさを引き寄せ、より忙しくなる」からちょっと暇にしているぐらいの方がいいですかね!

投稿: arriba | 2007年12月 5日 (水) 11時52分

>arribaさんへ

仕事を頼むなら、忙しい奴に頼め・・・というのがセオリーですから、確かに「ちょっと暇」位が狙い目ではあります。

問題は「忙」のココロを亡くした人たちが引き寄せられること。

勘弁願いたいのは、こちらの方ですよね。

投稿: チャーリー | 2007年12月 5日 (水) 18時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Macintosh Classic に再会した日 | トップページ | 今年一番の冷え込み »