映画「冷静と情熱のあいだ」を見返して
久しぶりに見返した。飛ばし見をせずにしっかり最後までみた。
竹野内豊、ケリー・チャン、ユースケ・サンタマリア、椎名桔平がそれぞれいい。篠原涼子は可哀そうな役。
原作者・辻仁成の名は主役「順正」(じゅんせい)というネームに隠されてるかも。
この映画を観ると、出張でいったフィレンツェの思い出が甦る。街に恋した。ルネサンス発祥の地。その眺望に心奪われた。
フィレンツェとミラノと東京ーこの三都と絵画修復士(Restorer)。修復するのは絵画だけではない。十年愛の行方もまた。
ケリー・チャンの透明感が、この物語の虚構のリアリティを成立させてる。いつも冷静である君が列車の中でみせる涙が、いい。
フィレンツェを再訪するための予習と復習を、この映画で行える。
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