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2008年1月 5日 (土)

PLAYBOY 世界の見方を変えてくれる50人の言葉

月刊プレイボーイ最新号が、言葉にまつわる特集を組んだ。

言葉は、人に勇気や生きる希望を与えてくれるもの。それを思い知る。

名著『夜と霧』を著したヴィクトール・E・フランクル。ナチス強制収容所を経験したユダヤ人医師フランクルは、戦後、収容所から解放され、精神科医としてロゴテラピーを創始した。人間の可能性を悲惨の最中でも見失わなかった彼は、こんな言葉を残している。

人間とは、ガス室を発明した存在だ。

しかし同時に、

ガス室に入っても毅然として

祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。

そんな言葉と47歳で急逝した詩人・寺山修司氏の言葉がどこかで呼応する。

詩人にとって、言葉は凶器に

なることも出来る。

私はジャックナイフのように

ひらめかせて、

人の胸の中をぐさりと

一突きするくらいは朝めし前で

なければならないな、と思った。

だが同時に言葉は

薬でなければならない。

さまざまな心の傷手を癒すための薬に。

いつの間にか、得をするためのハウツー本が増えてる。どうすれば人を出し抜けるか?年収を10倍にするには?そんな本ばかり書店の平台を埋めてる。

本当のPLAYBOYが少なくなった気がする。

PLAYBOYとは人生を楽しめる洒脱な大人のことを云うのだろう。

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