2008年2月29日 (金)
2008年2月28日 (木)
あるイタリア人の家族から
フランシス・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」三部作は、マフィア映画であると共にイタリア系移民の年代記になってる。父から息子へと伝授される教えが映画ではマーロン・ブランドとアル・パチーノの間で短いが印象的なシーンとして描かれる。
誰が裏切り者か?
生き延びる術を、父親は息子に伝授する。
・・・
1月にイタリアへ出張した折、フィレンツェでイタリア企業の経営者の集まる会議にでた。そこで印象に残る光景があった。
ある六十代後半の経営者が、穏やかだが厳しい意見を述べていた。その社長はいかにもイタリア男で、女遊びをさぞやしてきたであろう男の色気を身辺に漂わせてた。マフラーや少し開けたシャツの加減がカッコよかった。
会議に参加してる十人程度の輪から少し離れて、少年がその会議を見守っていた。
会議が終わった後に、その社長がボクにその少年を紹介してくれた。お孫さんだった。
成程。
この老紳士は、ビジネスの仕方、駆け引きを、孫に伝授しようとしていたのだ。
イタリアの中小企業の活力は、こんな風に伝承されるんだ。
ビジネスの現場で、日本人は農耕民族型で営々と農地を耕し、収穫物を時間を掛けて刈り取る。そのイタリア人との会議で、彼らは狩猟民族の攻撃的なやり方で、締め上げ脅しすかすやり方で会議を進めてた。ある意味でネコのような感覚があった。
ーSだよな。
会議に出てた日本人がそうつぶやいた。
そういうビジネス上のバトル・フィールドを教科書に描くことは難しい。
アメリカ人はビジネス・スクールで経営を学ぶ。イタリア人は家庭で学ぶ。
そしてボクの家は?
ボクは、そういうことを考えてる。
2008年2月27日 (水)
働きマン と 息子
一緒に仕事をしてる働きマンが、人事異動で別部署に異動することになった。
クライアントとのmtgの帰りに、cafeでその話を聞いた。
ー「ところで君は幾つ?」
ー「26歳です」
ー「ふ~ん、それでは人生始まったばかりだね」
・・・
長男はもうすぐ二十歳。なので、どうしても自分は長男の年齢を基準にして考える。
わが働きマンと、うちの長男が付き合うことも、可能性としてゼロではない・・・。
ー「まあ人生いろいろ経験した方がいいからね。異動、おめでとう」
たくさんの経験をして、二十代を悔いないように過ごしてほしい。
そんなこんなで、今夜のボクは、大学が決まって呆けてる長男を誘い出そうと思いつく。
お酒のレッスンをしようと企む。
そろそろと、人生の馴らし運転をする。
父親として、酒のお作法くらい、伝授しなくては。
酒で人生を豊かにするための秘伝を伝授するのさ・・・。
春の嵐
夜来風雨の声。春を詠った漢詩の一節を思い出すような強風が夕べ吹いた。春の嵐か。
一夜明け、TOKYOには青空が広がってる。
しかし、春眠暁を覚えず・・・となるには、まだ早い。
寒い朝。
冬の名残。
春三月に備える。
二月もあと僅か。
知り合いと三月お別れする。
ひとりは、仕事を助けてくれたサポートの女性。寿退社。おめでとう。
もうひとりはジムのトレーナー。ダンスの道に専念するという。がんばって。
春は出会いの季節。
それと同時に、別れの季節。
昔、小田和正がオフコースで歌った歌を思い出す。
はじまることと おわることは、きっと同じだね きっと同じだね・・・。
働きがい
会社の人事制度が改定されるに伴い、説明会が催された。
どの会社にもさまざまな人事制度があって、それに従って社員であるリーマンは処遇される。それに満足がいくか、不満があろうが、従わない訳にはいかない。
許容範囲で、納得いけばいい。
人間の考えることに、完全ということはない。特に人事制度には、常に「歪み」が伴う。
誰かが得し、誰かが損する。
しかし、それを許容するのが求められる。
ある時には、得する。しかし同じ人間がある時には、損をする。
ランダム・ウォーク理論のように、長い歳月の中で平準化される。
職場のみんなは、知っている。
誰が意欲を持って仕事をしているか、を。
お金のためか?
そうさ、しかしそれだけか?
いや、違う。
お金という目的を超える目的がある。
誰がみようがみまいが、職業に対する誇りや志がある。
そういうものは、人事制度の外にある。
男子の本懐とは、そういうものだ。
一円の得にもならないことを、する。それは、その男子の本懐のためである。
2008年2月25日 (月)
DELL Inspiron1520 ノートPCを買った
結局、長男と見て回り購入したのは、DELL Inspiron1520。
15.2インチの大きめのディスプレイとVistaではなくXP。ブラックのカラバリ。
長男が人生で最初に使い倒すPCを、父親はやはり自分で選びたいもの。自分が4年間使ってるVAIOよりもハイスペックだ。
学生はそうそう常時携帯する訳でもない。
自宅で持ち運べる、トランスポータブルな大きさでいいと気づいた。エントリーモデルとしてはXPで充分。オフィスにパワーポイントをつける。
自分がほしいマシンを、結局は選ぶことになる。
大学4年間、君のもうひとつの頭脳として、使い倒して呉れ給え。
DELL PC ⇒ ●
親になってわかること
息子たちが合格しほっと安堵したのもつかのま、親は正念場を迎える。経済的に聞きしにまさる資金需要である。
今朝、銀行が開店すると同時に、入学金を払い込んだ。一番に済ませたいことだった。なぜかドキドキした。そして無事に手続きは終った。
晴れて、入学の権利を息子は確保した訳である。
きっと自分の親もこうしてくれたのだろう・・・なぜかそんなことを考えた。随分と迷惑もかけ、心配もかけた。
ごめんなさい。感謝が足りませんでした。
それに比べれば、息子たちは上出来じゃ。そう思えた。
こらから長男は4年間、次男坊は高校3年、大学4年、合計7年間、学業に専念する。
つまり、7年間はおおいにスネを齧らせてあげられるよう、ボクは頑張って、稼がなくてはならない。
親になってわかった。
子供たちに貢ぐことは、苦痛ではなく、むしろ喜びである。
お金が、自分ではない誰かのために活きることがうれしい。
(もちろん、自分に活きることも うれしいさ。)
真剣に働こう。
スネを鍛えて、太くする・・・。
そんなことを、朝の光の中で考えた。
2008年2月24日 (日)
書籍『黒字のための「5×6」の法則』
光文社ペーパーバックスの新刊、正式な書名は<破産から再起した社長が教える 黒字のための「5×6」の法則>。「5×6」はゴロクと読む。
同ペーパーバックス「カッコ悪く起業した人が成功する」を著した鈴木健介氏の新作。
昨年blogの記事を目にされた鈴木氏からご連絡をいただいた。文章の一部を引用したいとのお申し出。喜んでお受けした。
ブロゴスフィア“blogosphere”(ブログ圏)を、身をもって体験する思いだった。
新作で再びその一文を引用してくださるとのご連絡をいただき、楽しみに本を手に取った。
光文社ペーパーバックス、1000円札を差出すと1円のお釣りがくる。この感覚は面白い。1円帰ってくる処にちょっとしたエスプリが生れる。
手にとって、やはり自分の一文が気になり、それを確認した。照れくさい気持ちと共に、自分の言葉がいつのまにか独り歩きした・・・そんな感慨があった。
著者のあとがきには、ひとことで、この本の紹介がある。
ー起業を育てていく過程において「やってはいけないこと」「なすべきこと」を、5つのステージと6つのステップに応じて記した本。(引用おわり)
ビジネス書には成功したとする人の成功法がかかれることが圧倒的に多い。鈴木氏は破産からの再起という逆境で得た実践的な方法を説く。そこが類書と異なる点だ。
人は誰もが夢をもって起業する。しかし起業した人の70%が3年以内に事業撤退してる現実。(同書P46)
その現実の中で「生き延びる」「生き残る」ための智慧が、簡潔に語られる。
例えば
ー「事業を行う」とは自分が儲けることではない。事業を行うのは、「周りを儲けさせるため」。(同書P21)
ー客は神さまではない。(同書P55) やってはいけないこと<客をつくる>vs.やるべきこと<客を見つける>。
結局、武士の商売は誤ることが多い。徹底した顧客主義を考えると、名刺のカスタマイズにまで思考がたどりつく。
慢心してる人は、「やってはいけないこと」をどう読むだろうか?
きっと読み飛ばす時が、慢心の証になるのだろう。
本の国、ニッポン。新刊すら書店で探すことが多い。
新宿・紀伊国屋書店。ビジネス書コーナーでE14「経営管理」に・・・。
◎過去記事 ⇒ ●
2008年2月23日 (土)
受験戦争は 終わった
2008年2月22日、我が家の受験戦争は終わった。
La guerre est finie.
長男の大学と次男坊の高校が定まって、一番ほっとしているのは家族の方かもしれない。
「異常な期間を過ごしていたからね・・・」。物静かな長男はそうつぶやいた。
仕事が終わって、帰宅したら食事をしながら、長男の顔をみたいと思った。
そして、あることを思いついた。
長男は高校を卒業し一年間予備校で受験勉強をした。この春に二十歳になる。
初めてのお酒を、今夜あけよう。
何がいいか?考えた。人生最初のお酒が、発泡酒というのも何だかなあ・・・。やはりワインかな。そうだ、そういえば、フランシス・コッポラのワインを一本秘蔵してる・・・。
長男が最初に口にふくんだワインは、コッポラのワインになった。
家族でたくさんのことを話した。静かに試すように口に含んでは様子をみる長男。少し頬が上気した。しかしワイングラスを時間をかけて一杯飲み干した。
大学生活4年間を過ごし卒業する時、君はどうなっているべきか?
4年後の目標について話した。
ボクはこうConceptを考えた。
ー「魅力的な男になる」。
大学でTOPを目指してほしい。ガールフレンドをつくってほしい。英語のワンランクUPを希望します・・・いろいろな可能性がそのConceptから生れた。
4年間の大学生活は、ある意味で人生の糧。
大切にその季節を過ごしてほしい。
2008年2月22日 (金)
イージス艦
前事務次官の不正に引続き、イージス艦である。
人は絶対に誤る存在であるから、訓練や規律が必要となる。
だから「タガが緩んでる」とか「タガが外れてる」と云って、戒めるのだ。
漁船の出漁ラッシュの時間帯に、突っ込んできた。
ただ単に、イージス艦だけのことではない。こういうことが生じるバックグラウンドがあるということだ。
個別の人為的ミスの究明も大切だが、報告義務を怠ったり遅延したり、口止めしたりする「風土」を正すことも、疎かにできない。
莫大な予算で購入したイージス艦の機密が漏洩したり、操舵ミスが生じたりしてるのは、そもそも「使いこなせない」と証明しているように思えてならない。
盾(たて)は守るべきもの。
しかし、それは凶器にもなる。
まだ発見されていない親子のことを思うと、胸が痛む。
親子船をナイフで切り裂いた罪は重い。許されることだろうか?
これは事故ではない。
事件である。
もっと根深い深い問題が、イージス艦に集約されて現出したとみるべきだろう。
2008年2月21日 (木)
年間10万円トクする方法
ケチケチせずカンタンに1年最大10万円トクする方法を、みのさんのTV番組でやった。
①固定電話から→携帯電話にかける時、「0033」を頭に。
3分でSoftBank126円。一世帯あたり年間約212分かけてるから、8910円→3675円(5235円お得)。
②スーパー提携割引Card5%割引活用。
年間104万3260円(世帯平均支出)。 全て5%割引でいくと5万2163円お得。特定の日割引を選んで上手に使いまわす。カードを上手に利用した5%引割引では、OMC(毎月2,4日日曜 )、AEON(毎月20 30日) 年間40万円以上特典(ジャスコ お得意様だけのラウンジ)、SAISON(5日)。
③年利換算8.3%の百貨店積立て。
三越友の会 毎月一定額の金額を積立てる。月1万円で12ヶ月12万円+1万円ボーナス。合計13万円分の買い物が可能。(百貨店では年間15万5600円支出。)
④安い白熱灯(230円) から高い蛍光灯(980円)へ交換。
13ワットで60ワット形(寿命6倍消費電力1/4)の蛍光灯がポイント。白熱灯1万8133円vs.蛍光灯3929円。1万4000円お得。
⑤新生銀行は手数料ゼロ。
時間外ATM引出手数料ー無料(通常105~210円)、ネット振込手数料:無料。毎月2回利用する(210円×2回 630円×2回)と年間2万160円オフ。
①から⑤まで、〆て年間10万1762円オフ。水道管ゲームのように少し配管をかえて同額の消費をすると年間10万円得すると云う。
世界には少し歪みがある。
知恵と情報力が、その「歪み」を見つける好例かも。
2008年2月20日 (水)
survive サヴァイヴする
自分の中にあるキー・ワードは? そう自問して最初にでてくる言葉。
survive
survival
survivor
今朝も始発でTOKYOに向かってた。
5時台にケータイにメールが着信した。山手線と京浜東北線が事故で不通になっているという情報を、家族が知らせてくれた。
その情報を得たお陰で、品川駅で降りずに新橋駅まで行き、銀座線に乗換え、渋谷へ到着した。いつもより20分位かかったけれど、寒さから回避できて、ありがたかった。
そんな過程で、再びsurvive - survival - survivor のことを考えた。
「生き延びる」ということは、ただ単に物理的に生きるという意味ではない。
ー健康で、将来に希望を持ちながら、毎日を生きる。
ー自分のみならず家族を守り、地域や社会に貢献する。
ー知り合った人に、いい影響を与えたい。
・・・
いろいろなことが思い浮かぶ。
その原点は「自分自身」の力。
健康な身体。強い精神力。優しい心。経済的な基盤。
heart & mind, body & soul, spirit & some money.
自分の能力を把握し、正しい方向でそれを活かす。
そのたゆまぬ学習。
そして、確かな情報。その情報を読める力。予測の力。意思決定の力。
・・・
リーマンの取り巻く環境は厳しい。時代の変化、技術革新の波。絶えずヴァージョンUPしていかなくて、どうやって大切な経済基盤を維持できようか。
安逸をむさぼることができない。
家族を守るためにパパがすること。もちろんママも。
君たちもだよ、と息子たちに心ひそかに語りかける。
結局、人は自らの人生を自らで切り開いていく。そこに出会いがあり、縁が生まれ、唯一無二の人生が最後に刻まれる。
survive - survival - survivor
生きている人すべてが、その過程にある。
子供の頃、明日の心配をせずに、生きることができたのは、両親のお陰だった。
ならば、子供たちに、明日の心配をさせないで育てたい。
大人になって明日の心配を回避できるような生き方を、今のうちから教えたい。
そのときにも、survive - survival - survivor がキーワードとなる。
人はみな、生き延びなくてはならない。
それは、ミッションである。
new balance 気づいてくれてありがとう
おろし立てのスニーカーに、気づいてくれてありがとう。
打合せの前、コーヒー自販機のそばで、アートディレクターから声をかけられた。
ー「あれっ、いいの はいてますね! 」
ー「いつでも逃げ足速く、ということで・・・」
逃げ足速く。
一体どこからそのConceptがでてくるんじゃい・・・。
このnew balanceはメッシュ構造になってる。通気性がよく足が快適だ。
踵が固めのクッションに守られ、走ってみるとわかる。踵が確実に守られてる。
いつのまにか、仕事で革靴を履かなくなった。
いつのまにか、ジーンズで仕事するようになった。
いつのまにか、ビジネス街で背広の人をみると、背広が歩いてると思うようになった。
officeでフットワークよく。
身体をキビキビ動かして、仕事する。
職権を逸脱して仕事する。
だから、エスタブリッシュではない。
体制を壊す立ち位置で、new balance。
2008年2月19日 (火)
聖域を探す 「最前線のリーダーシップ」
三百ページを超える「最前線のリーダーシップ」を今朝の通勤電車で読み終えるだろう。
2/1に購入し、この2月の歩みの中で、心の支えとなってくれた本である。
このリーダーシップについて実践的に書かれた本には、技術論を超える何かがある。
この本は最後に次の一文で締めくくられる。
世界は、あなたを必要としている。
困難な局面に直面する時が、人生にはある。そんな時に、自分を支えてくれるもの。それは、お前だけがこの苦しみを味わっているのではない、この経験には意味がある、と自ら言い聞かせる時。
本当は、誰もが困難な時に遭遇し、何とかその危機を乗り越えていく。
この本の原書のタイトル:
“Leadership On The Line-Staying Alive through the Dangers of Leading”
日々の挑戦の中で、Staying Alive するために、自らの聖域を確保する。
例えばー。
車窓からみえる黄昏を、上手に撮影しようとして我を忘れる瞬間。
すぐ手の届くところに、聖域を持つこと。
過去記事 ⇒ 「最前線のリーダーシップ」
2008年2月18日 (月)
ノートPC DELL Inspiron1420
長男の大学受験結果が、これから明らかになる。そんな一週間が始まる。
本人のみならず親にとっても少々落着かない日々の始まり。そんな日曜日に、合格後の彼が使うことになるノートPCを選考し、気を紛らわせた。
DELL Inspiron1420.
ブルーは、長男が好きな色だ。
見て触れるDELL Real SiteというDELLのコーナーが全国33店舗ある。
そこで選べる安心感から、今はDELLに傾いてる。
見積もとった。
何故、DELLか?
オフィスで使ったし、オフィスに導入するような贅肉のない処が好き。
CPUをインテル Core2Duoにし、メモリを2GBにし、Microsoft Officeを入れたりすると、そこそこの値段になる。
インターネットで購入するなら、今日が13%offのセール最終日。
今日の合格発表の結果如何で、迷わず 弾んで買うのだが・・・。
過去記事/PC⇒ ●
2008年2月17日 (日)
都はるみさんの魅力
先週の朝のTVに、都はるみさんが生出演した。
芸能生活45周年、まもなく還暦を迎える。
素敵な雰囲気で、人間的な魅力を感じた。
「いい人生」とは「楽で得な人生」のことではない。
苦難や孤独をかみしめて、しかしそれを人に感じさせない人生のこと。
週末、あたらめて、都はるみさんの歌を聴いた。
やはり1975年の「北の宿から」。
「女ごごろの未練でしょう・・・・」。そこに凛とした女の芯を感じる。それを「あなた恋しい」と続けるところに、恋心の強さが浮かび上がる。
ソウル。
そして1983年の「浪花恋しぐれ」。
「そばに私が ついてなければ なにも出来ない この人やから」・・・まさに共依存の本質を謳いあげ、しかし都はるみさんは芯の強い控え目な恋女房を演じる。
男をたてて、支える恋女房。
あなたわたしの生き甲斐と・・・。
世の男性にとり、これほどの幻想は現実に適えられないので、この歌は社会装置として機能する。都はるみさんの語りに、一体どれ程の男性が勇気を貰ったことだろうか。
昭和の飲み屋のカウンターで、深酒の果てに有線から、「浪花恋しぐれ」が流れる。
ーよ~し、今にみてみい わいは日本一(ニッポン イチ)になったるんや!
そう意を決した男は決して少なくないはず。
「酒や 酒や 酒買(こ)うてこい!!」とオーダーし、しかしそんなことでは、日本一など覚束ないことを思いしるのも、また男。
深い深いソウルがある。
2008年2月16日 (土)
2008年2月15日 (金)
お通夜に出て
会社でお世話になった方が亡くなられ、今夜そのお通夜に参列した。
会社というコミュニティにいて、十年以上前に転職した当時から、何かとお世話になった方だった。ご高齢で天寿を全うされたが、お別れをしたかった。
お通夜に参列して思ったのは、自分の場合の予行練習をしていることだった。
息子たちは、きっと泣くだろうな・・・とか、そんなことを考えてる自分がいて、驚いた。
「密葬」がいいと思ってたけれど、会社という世俗的な人たちが集まって、自分の死をきっかけに酒を酌み交わし談笑するのも悪くない、と思った。
ボクは、お清めのお酒や酒肴が嫌いである。弔問外交のような感じが嫌だから、ビールを一杯飲んで失礼した。
ひとり静かに、故人と向き合いたい。本当に真面目で困るよ、自分は。
故人に語りかける。
満足して亡くなったのか?と。
悔いはなかったか?と。
ボクは自分の死を想定して、思う。
満足して死にたい。
悔いなく生きて、死にたい。
・・・
そういうことを、考えさせてくれた故人に、ボクは感謝しなくてはいけない。
ちょっとやりきれない思いになった晩、そのやりきれない気持ちがボクにはよく判らなかった。
それは、故人が生前、憂国の士のように思えたからだった。
本当に満足しておられたのか?そこが引っかかっている。今も。
だからこそ、ボクは満足いくまで生きようと思う。
最後に、ニカっと笑った写真を、遺影にね。
そんなことを初めて考えた晩でした。
しっかり生きましょうね。みなさん。
Yes, We can オバマ氏の魅力は
オバマ氏は、アメリカをひとつに、という判りやすいメッセージでアメリカの若者の心を捉えた。
草の根のパワーを手にしたオバマ氏は強い。
国民に希望を与えたことによって、支持に勢いが増してきた。
今後、ヒラリー候補の支持基盤を、侵食する可能性すら感じられる。
オバマ氏の魅力は、ずばりその若々しさとセクシーさ。
報道で「昇る朝日のように輝かしい」存在にみえるとまで、評されていた。朝日を否定することはできないのだ。
一方、ヒラリー候補は防戦に回っている。今のヒラリー候補に必要なのは「余裕ある」態度であるはずなのに、「必死さ」が伝わってきてしまう。夫のビル・クリントンの姿が見え隠れするのもマイナスに働いている。アメリカ人は挑戦者(チャレンジャー)を求めているのに、ヒラリー候補では夫婦長期政権的な見え方がしてしまい、新鮮味にかけると思われる。
いずれにせよ、国民に希望を与えるカリスマ性がない所に、政治は成就しないだろう。
自分のしたいことをする。
評論家のようなことを云う。
口先だけの政治家をみている眼には、アメリカの大統領選のプロセスは、過酷で政治生命を賭けたサバイバル・レースであるとみえる。
全存在を賭けた戦いをしてるから、オバマもヒラリーも輝かしい。
彼らは、命すら賭けている。
2008年2月14日 (木)
学んだことを活かすー「最前線のリーダーシップ」
最前線というのはビジネスの現場、フロントラインである。
弾丸が飛び交い、地雷がある平原を歩かなくてはならない。
ビジネス・シーンでは、時に信頼が一瞬で崩れ去る。味方だと思ってた相手の裏切り、離反、クライアントとの紛争など、「命取り」に相当することが日常的に起こる。
新刊「最前線のリーダーシップ」に出合った頃から今日まで、実は困難な局面の舵をきらなければならない事態が続いてた。
それを今日、とてもうまく乗り切ることができて、うれしかった。
本のお陰である。
ボクにはクライアントに忠誠を尽くすがゆえに、自ら出来ることならクライアントのためにして上げる傾向があった。それがこの本によると、ボクの脆弱性ということになる。
それについて、この本は警鐘を鳴らすのを、ボクは見落とさなかった。
肩代わりすると、クライアントに依存性を生じさせるのだ。そしてさらに事態が悪化した時には責任を取らされるというリスクを背負い込むことになる。
リーダーシップを発揮しながら生き延びる5つの方法のうちのひとつ、「当事者に作業を投げ返す」を試す機会が、やってきた。
Give the Work Back
「問題を引き受けない」「1歩引く勇気を持つ」ことがこれ程、有効なのか、と思い知る。
今朝、会議のために準備した。
会議のストーリーを作成した。これは冷静に、クライアントにしてもらうべき仕事を明示して、ボクが肩代わりするのではなく、取組んでもらうための筋書きである。複雑なのでメモにした。そして自然にクライアントが思えるような順番で話を進めた。
とても気持ちよく、1時間の会議が終った。
クライアントと自分が共通のPrj.メンバーとしてパートナーシップを持てたと確信した瞬間である。
みんながハッピーになれるのは、共に困難を乗り越えた時。
そういう時に役立つ新たな智慧を、今勉強してる本から得ることができて、うれしい。
勉強してて良かった。
◎過去の記事ー《新刊「最前線のリーダーシップ」》
2008年2月13日 (水)
市川崑監督、逝去
享年92歳。
公式記録映画「東京オリンピック」の総合監督を務められるなど、数々の名作、傑作を残された。
太平洋を単独ヨット横断した堀江青年を描いた「太平洋ひとりぼっち」が懐かしい。
スタイリッシュな映像美が際立っていた。
生涯現役の映画監督でした。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
リーマンの勉強とは?
勉強の目的はか?それが明確であれば、人は積極的に勉強するだろう。
あの大学に入りたい、この資格をとりたい、海外に留学したい・・・いろいろな目的・目標がある。目標のおかげで勉強する領域がクリアになり、「いつまでに」やらなくては、と計画性も生まれる。
リーマンの勉強の目的とは、何だろう?
転職したい、給料をあげたい・・・さまざまなモチベーションがある。
ボクの場合は、と考える。
考えてみると、ひとつ言葉が浮かぶ。
「生き延びること」。
世界の潮流は激しく、技術革新のスピードも速い。その中でクライアントに何らかの価値を提供し続けるためには、学び続けなくては、と思う。
絶えず、自分がヴァージョンUPし続ける仕組み、それがボクにとっての「勉強」だ。
主に書籍を中心として知識や思考、つまり情報を体内にフローさせる。
あるスピードで、定期的にある情報量を身体に摂取する。
まだまだ覚束ないけれど、し続ける。
し続ける。
思えば、ながらくサラリーマンは気楽な稼業と思える時代が続いた。
今でもそういう風に気楽に生きてる人は、いるんだろうか。
昨日と同じ今日が、今日と同じ明日がやってくると保証される人がいるなら、それが幸せなのかどうか、ボクにはよく判らない。
「生きる」果実は、「生き延びようとする」中にある気がしてる。
生きたという証(あかし)や充実感を、ボクは味わいたい。
そのためには、自分の能力(それがささやかであろうと)を使って、社会のために還元するような仕事をしていきたい。
だから、勉強する。
生き延びるために。
2008年2月12日 (火)
男親の子供たちへの教育とは
受験期の子を持つ親に、いろいろな思いが交錯する季節。それがこの2月。
親として思うのは。努力が報いられるといいが・・・その思い。それさえ叶えられれば、本当はどこに合格しようと、ボクの場合はいい。子供が本当に入りたいと思える学校に入ってくれるなら、と願ってる。
この世で、願いが叶うということは、本当は稀なこと。現実は本当に厳しくて、たくさん失い、最後に一握りの勝利をかみ締める。その一握りの勝利すら、奇跡的なことである。
どんなに素晴しい学歴があろうと、愚かしい生き方をする人は絶えないし、高学歴が将来を保障するものですらない。
それでもなお、子供たちの未来の可能性を、つまらない大人の価値観で左右されたくないからこそ、少しでも高みを目指してほしいと願う。
それが親心。
ボクは、子供たちと共に過ごすことが好きである。
何故、好きか? 理屈ではない。
生れる前からの付き合いさ。長い長い歴史さ。
特に男の子たちには、自分の失敗談をしっかり伝えておきたい。
金。
女。
お酒。
ギャンブル。
これら、あまり学校では教えてくれないことの片鱗を、教えたい。
大学の四年間で、親として伝授できることはといえば、この世を渡るヒント、この世を生き延びる実学のエッセンスである。
そこまでは、やりたい。
立派な大人とは、ひとことでいえば、愛する人を幸せに守れること。
それが真の教育の目標であるはずなのに、誰も教えはしない。
教えられもしまい。
ならば、男親の自分がするのさ。
2008年2月11日 (月)
ノートPC MAC DELL HP
息子たちが大学・高校に進学する時に買い与えたいものに、ノートPCがある。
Internet、e-mail、レポートの作成、あるいはクリエイティブな用途に、PCがどれ程可能性を広めてくれるか?・・・それを思うとPCは贅沢品というより必需品に思えてくる。
自分のノートPCは、ボクにとっては会社からの自立の象徴だった。
十数年前に初めて買ったノートPC、PowerBook550c。
それからSONY VAIO数台。デスクトップPC以上に、ノートPCはいつでもどこでも使える道具であり頭脳だった。
しかしPCは「欲しい」と思うまで買い与えないようにしよう。
何故なら「欲しい」という渇望を味あわせてやりたいから。自分自身のように。
何度も店に足を運び、お財布と相談し、憧れ、選択する過程。買って持ち帰る喜び。それがPCとの絆を深める。そういうイニシエーション(通過儀礼)を奪ってはいけない。
日本メーカーのPCは余分な贅肉がつきすぎてる気がする。会社でDELLやHPやコンパック、Hitachiなどを使ってきた。ビジネスではむしろ贅肉は邪魔なんだ。
昨日は、MacBook、DELL XPSM1330、M1530 、HP Pavilion dv9000などをみた。
どれも魅力的だった。でも最初からこういうハイエンドのノートPCを与えてはいけないと思った。稼げるようになってから、本人が手に入れればいい。最初は入門機でいい。しかしセンスを磨ける筋のいいPCを与えよう。
そんなことを考えつつ、見て回った。
結局、自分が欲しい。自分自身が欲しいものを、息子たちに買い与えたいと考えるのが親バカという生き物。
MAC ⇒ ●
DELL ⇒ ●
hp ⇒ ●
2008年2月10日 (日)
歌スタでCDデビューした 「home」
昨日TVで素敵な歌を聴いた。
39歳のサラリーマンが歌手としてメジャーデビューを果たした。「歌スタ」というオーディション番組の秘話として紹介された。CDは2/6に発売されたという。
ボクの「映画ハック!」blogにその歌「home」のYouTube映像を貼り付けた。 ⇒ ★
パパを応援する四人のまだ幼い男の子たちが、本当に素直で心やさしい。
一度は落選し、長男が悔し涙にぬれる。こころから応援してたんだ。
きっとこの夫婦、子供たちを愛情で包んで育ててきた。
男性の歌い方は、平井堅さんを「堅気」にしたような感じだ。
歌は正直。
人生で最も大切な思いを、この歌は伝える。
そして「こうなりたいという夢」は、どれほど大きな生きる原動力となるかも教えてくれた。
2008年2月 9日 (土)
お昼寝する
お昼寝はいい。平日にはなかなか叶えられない。
小学生の夏休み、お昼寝した思い出がある。本当は大人に必要な習慣かも。
といっても仕事してる平日に、お昼寝するのはなかなか難しい。
そこで週末。週末ならば、お昼寝タイムを作りやすい。
今日は朝からGymで汗を流した。じっくり走りこむ。サウナで汗を流し湯船で身体を温める。
そして家に帰ってからお昼ご飯。
これでお昼寝の条件は、すっかり整う。
1時間程眠って目覚めると、身体もスッキリ。
アーリー・バードにとって、お昼寝はとても身体に馴染む。
いつか、平日でも週末でも、お昼寝可能な生活を送れるようになりたい。
朝早くから仕事してる人には、12時から14時までを休息とする。14時から18時までまたバリバリ仕事。リクライニングのソファが用意されてて、シエスタを適える環境を用意するオフィス・・・。
そんなことを期待してても無理か。ならば、自分で用意してみよう。
案外、リーマンは、ルノアールやまんが喫茶で実践してきた。
けれど、夜の巷へ出撃した後遺症にみえたけど・・・。
仕事がデキる人の「しないことリスト」
ビジネス誌「日経ビジネスアソシエ」(日経BP社)が「しないこと」をどう決めるか?を特集した。
「しないこと」を決めれば人生が変わるというのは、本当だ。経営学者ピーター・F・ドラッカーが「劣後順位の決定が重要」と云っているそうである。何をやらないかを決める。
時間と能力には限界がある。「しないこと」を捨て、時間を確保して「すべきこと」にエネルギーを集中する。
例えばマネックス・ビーンズ・ホールディングス社長CEO・松本大氏の「しないことリスト」
●よく分からない人とはつき合わない。
●中華料理を極力食べない。
●大切なことを夜に決断しない。
他に3項目。 (上記3項目、引用)
早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授・川本裕子氏の「しないことリスト」
●夜の宴席には出席しない。
●表裏を作らない。
●テレビは見ない。
他に1項目。 (上記3項目、引用)
時間の無駄、健康上の留意事項、意思決定法、モラル・・・さまざまな「しないこと」で時間の選択と集中を行う。
ボクの場合の「しないことリスト」
◎残業しない。
◎時間泥棒の人とはつき合わない。
◎2回約束をやぶる人と次の約束をしない。
残業をすると帰宅時間が遅くなって、生活のパターンがくずれる。残業をしないために早朝から仕事に取組む。自分の時間をつぶすために、近づいてくる人がいる。ボクはそういう人のコンテンツ?という素朴な疑問が湧いた。2度あることは3度ある。相手に振り回される人生・・・。
結局、自分をコントロールし、「したいこと」をするためには、あれもこれもは出来ないと知る処から始める。頑張れば何とかなる、とか「為せばなる」の呪縛を一度といてみる。
命には限りがあって、だからこそ豊かに生きるためには技術が求められる。
2008年2月 8日 (金)
タクシーを久しぶりに使ってみた
生涯にタクシー代をいくら費やしたか?ーそんな生涯収支をはじくと仮定する。
ボクはバブル崩壊までに、おそらく100万円の大台を超えたろう。
というのも、TOKYOから湘南まで、タクシーで2万円位かかった。なのにタクシーチケットを使ってたりした。二十代の小僧が、そんなことをやっててはいけない。
そう、いけないことをやっていたんだ。
今の会社に転職してから、そしてこの数年特に、タクシーを自分に禁じた。
「してはいけないリスト」に、「タクシーには乗らない」ことが必ず入ってた。
しかし今朝は10分が貴重だった。
クライアントへ向かうにはJRとメトロ、メトロの乗り継ぎ、二つあった。満員電車かもしれない。書類に入念に目を通したかった。
物理的距離からいえば、迂回する鉄道路線より、クルマが早い位置関係。
迷わずタクシーに乗った。
一心不乱に書類に目を通す。
気づいたら、クライアントのビルの前。
同僚と待ち合わせた時間の10分前。
クライアントの一人が「お早いですね」と声をかけてくれた。
グリーンならば1時間以上の占有空間を得られる費用が、10分足らずで消費される。
やはりタクシーは高い。
しかし、時と場合によっては使える。そう思う。
クライアントとのmtgの後に、再びタクシーに乗った。
今度はケータイでいくつかの仕事を片付けてみた。
そうか。
会社がこういう行為に価値を見出す文化ならば、タクシーを活用すればいい。
ただ単に「ラクだ」という理由でなければ。
しかしボクは、この費用を会社に請求する気持ちにどうしてもなれない。
結局、自らのオーナーシップを確保する最大の防衛策は、経費を会社に回さないこと。
自腹を切る。
自分が使い、会社に対して「使わない」と偽装する。
それが最大の防衛策になることを、ゲリラは知っている・・・。
東京ドームホテル
長男の大学受験の付添いで、都内に泊まった。
昨日は早朝新聞を取りに玄関先にでたら、白く雪が積もってた。長男の受験会場は東小金井にある。東海道線と中央線を乗り継いで、約1時間40分の旅をした。
湘南新宿ラインで新宿まで約1時間。7時4分、グリーンに乗った。ラッシュアワーが始まり、グリーン車も横浜で満席になる。途中5分程、横須賀線の車両故障で遅れがでたが、無事に新宿に到着。そこで中央線快速・下りに乗換えた。
混んでる車内が空き始めたのは荻窪を過ぎたあたり。三鷹を過ぎ武蔵境を過ぎて、下車する東小金井まで立ち続けた。
8時40分、増え始めた受験生と共に、息子は駅の改札を抜けていった。
去年の彼の後姿より、逞しくなったなあ。
冬のこの季節、雪や鉄道事故の影響で、朝の足が奪われることから、息子を守りたい。なにせ一年間努力してきた朝だもの。
東京ドームホテル。
ここから十数分で受験会場の大学へ行ける。まだまだ試験は続く。
ホテルの35階の部屋からは、東京北部の街並みが見渡せた。
昨日一日、受験生の親であるボクは、高円寺で会議をし、京橋で会食をし、その間、英文の契約書をチェックし、問題点をチェックし、クライアント2名とこの件で電話連絡をとり、営業と電話連絡を























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