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2008年2月 7日 (木)

ヒラリー vs オバマ

地球上で最も過酷なレースは、パリ・ダカールラリーではない。

アメリカ大統領選だと思う。なにしろそのレース期間が異様に長い。

ヒラリーvsオバマの構造が、鮮明となってきた。

オバマ氏は、アメリカ人の目からみてもセクシーな政治家なのではないか。

このセクシーさは、今回の大統領選では有効に作用してると思う。

ヒラリー氏は当初の強靭な政治家のイメージから、涙もみせる女性らしさの一面をみせるようになった。それはイメージ戦略と考えられる。しかしギリギリの精神状態の中で戦ってる事実もまた明らかだ。

資金力、気力、体力、知性、理性、さまざまに動く有権者の関心事、イメージ戦略、そして自ら政治家として成し遂げたいことなど。あまりにも多くの変数が時間の推移の中で動く。

「ランダムウォーク」な株価の推移と同じく、最後にどちらが選ばれるのか?判らない。

11月の本選挙までまだまだ長き道のり。

民主主義は最も手のかかる政治システムであるが、それに代わる仕組がないから生き残ってると、本で読んだことがある。

まさに手のかかる、しかし強靭な民主主義の世界をみる。

学ぶべきものがある。

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