「ウェブ時代 5つの定理」
梅田望夫氏の最新刊を昨日手にとった。副題に「この言葉が未来を切り開く!」とある。長い期間、梅田氏が砂金掘りのように、珠玉の言葉を収集したものを5つの定理という形に整理した。
パラパラとめくって、ある言葉に出くわした。その言葉に勇気づけられた。買わずにいられない、そう思い、この本はいまボクの手許にある。
スタンフォード大学の卒業生向け講演で、スティーブ・ジョブズがスピーチした一節。 (P256から引用)
「君たちの時間は限られている。
その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。
ドグマにとらわれてはいけない。
それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。
他人の意見の雑音で、自分の内なる声を掻き消してはいけない。
最も重要なことは、君たちの心や直感に従う勇気を持つことだ。
心や直感は、君たちが本当になりたいものが何かを、
もうとうの昔に知っているものだ。
だからそれ以外のことは全て二の次でいい。 ースティーブ・ジョブズ」(引用終わり)
次男坊がMACをほしがっている。喉から手が出る位、ほしくなったら買ってあげると話した。十数万円が惜しいのではない。渇望して手に入れたPCでなければ、PCを自分の脳や手足にできないからだ。
次男坊は、あっさりと、喉から手が出るほどほしい、といった。
うむ。
MACを買い与える前に、試練を与えよう。
梅田氏のこの最新刊にある言葉をこれから選んで、日本語と英語でノートに清書させよう。高校3年間の指針となる名言集になるように。
次男坊がそのワークを仕上げたら、ボクはMACを買い与えよう。
言葉の多くは、スティーブ・ジョブズのものになることだろう。
ボクのクライシス・モメントを支えてくれた言葉でもあるから。
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