メンターにお会いした日
今はもう会社を離れ大学教授となられたメンターと、昨日久しぶりに昼食をご一緒した。
その方は科学者として業績をあげ、新たにサイエンスから人間領域へ研究対象を広げられた。数年前から、「本を書きなさい」と静かなプレッシャーを、ボクはかけられてきた。
毎年、年賀状を頂くたびに、そのプレッシャーは強くなった。
ー「知恵の結晶を、期待します」
そんな言葉を頂いて、なんとかしなくては、と追い詰められた。
二年前に、本になるボリュームの原稿を書き上げ、訳あって、その原稿を寝かせたことを、ボクはご報告した。
「場」の雰囲気は恐ろしい。
新たな約束を自らしてしまった。
ー「年内に、構想している本を書き上げます。真っ先に先生に読んでいただきます」
云ってしまい、お別れするときに、しまった・・・と思う。
大丈夫かな。思慮もなく、約束だけが先走りしたという後悔。
しかし、結局、サイは投げられたのだ。
ボクは本を書く。
メンターに会うと、何かが動く。
覚悟したのは、2008年3月18日の午後2時。
ボクはメンターにご馳走になってしまったのだから。
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