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2008年4月16日 (水)

高校の検定教科書 Vivid English Course

高校生になった次男坊の英語を教えるために、同じ教科書を手に入れた。

第一学習社の「Vivid English Course Ⅰ NEW EDITION」。

見開きにはSMAPが。そしてこの言葉。

ー Each of us is the "only one flower in the world."

「世界に一つだけの花」から、次男坊の高校英語が始まる訳だ。

帰宅途上で、教科書の約半分を読み終えた。

いつの間にか、自分の英語力が上がってたと再認識。高校1年が学ぶ英語の水準が掴めた。思った以上にやさしい英語だった。人生の英語の基礎の基礎は、おそらく高校一年で決まると決意も新たになった。

そして感心したこと。

とても教科書がよく出来ている。

ボクが高校生の頃は、もっと英米文学に傾注してた。エドガー・アラン・ポーの詩「アナベル・リー」だけが記憶に残る。この詩に流れる哀しみに、きっと静かに心打たれたのだろう。

きっと“感動”こそが、人の心に深く栄養を送り届けてくれる。

その意味で、この教科書には様々な感動の要素が見出せた。

これから人生を始める高校生に大切なことは、夢や希望を抱ける環境を与えることではないか?

そんな配慮がこの教科書のいろいろな処から、メッセージとして立ち昇ってくる。

例えば、こんな風に。Lesson1の最終節ー。

There are many different people in the world. All of us have our own ideas and ways. We should do our best and respect each other. After all, each of us is the "only one flower in the world." (引用終り)

個性を認め合い、相互に尊重しあう心を忘れた大人たちが、この社会に少なからずいるからこそ、私たちは若者に対し新しい世界を託す夢をみる・・・。

もっと全力を尽くして生きなくてはならない。

われわれ大人こそ。

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