ウルトラ・ダラー
GW中の通勤に、いつもとは違う傾向の本を読もうと思った。
「ウルトラ・ダラー」。
前NHKワシントン支局長・手嶋龍一氏のドキュメント・ノベルである。
著者はこれを「小説」と言ってるが、本の帯にも書かれる通り、それは著者だけが言っていることで、誰もが事実を書いてると思ってる。
極めてリアルな国際社会のダークサイドが描かれ、面白い。
1500円のこの本が、古本屋で、100円で売られてることもまた、驚愕の事実。
100円で手に入れられる世界の秘密・・・。
世界は、やはり少し歪んでて、その歪みに気づけば、いろいろな不思議が見出せる。
目にはみえない世界が、智慧によって、その仕組が明らかになっていく過程は興奮する。
ガソリンの値段が跳ね上がってること以上に、興奮する・・・。
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