PROTREK
時計を探して、たくさんの知識を得た。豊富な知識をもった店員さんの話が有益だった。
結局、時計で自分をどのように演出したいのか?
それが大切な事柄だと知った。
愛用の時計が、華奢な感じで壊れた。なので、「華奢」なものは嫌だった。不思議なことに、その壊れた時計が修理されたとしても、再びその時計をしたいとは思わない。その時計の脆弱性が頼りなかった。時を正確に刻み、どのような条件下でも頼れる存在であってほしかった。
時計に正確性、堅牢性を求める気持ちで探していくと、ほぼほとんどの時計は消えていく。
数少ない候補から決めたのは、CASIOのPROTREK。
プロトレックと読む。
時計の形をしたコンピュータ。90頁の取扱説明書がつく。
電波時計であって、かつソーラーセルで発電し自ら充電し動く。
方位計測、気圧・温度計測、高度計測などができるセンサーが埋めこまれてる。
そして気に入ったのが、タイドグラフとムーングラフ。
タイドグラフは、潮の干満を知らせる。ムーングラフは、月の形を知らせる。
時計の文字盤の中で、大自然の営みが感じられる処が、気に入った。
結局、ボクが時計に求めたものは、いついかなる時においても意志決定に役立つ情報を提供してくれ、なおかつビジネス・シーンにも許容される実用性と“遊び心”だった。
しかし日本人の実装技術はすごいと思う。
フルオートELバックライトをオンにすると、暗闇で腕を水平から40度傾けるだけでデジタル表示が発光する。
そんなことを考えつき、それを実現しうる技術を持つ国は、世界でそう多くない。
あるいは日本人だけかもしれない。
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