キムタク 月9 CHANGE 第7話
いつのまにか、第7話。
自分が忙しさに追われているうちに、キムタク総理、大変な事態を迎えてた。
総理というポストをほしがる政治家は多いけれど、総理を全うできる政治家は極めて少ない。
自分で降りてしまう政治家も、また以外と多い。
最も危険な職業のひとつ、だろう。
JFKが執務室でみせる写真の数々は、苦悩と孤独の姿であった。
もともと、リーダーシップを発揮する人は、「危険な生き方をしている」ということを、ある本から学んだ。そうなのだ、大勢に迎合して生きる方が、楽チンである。
総理のキムタクを囲む空間が、広く演出されている。
宮殿に、ひとり住むということは、本当に孤独なことだろう。
そんなキムタクに危機が訪れた。
深津絵里が、総理秘書官を辞める、そう意思表示した。
・・・
第7話の最大のみどころは、首相官邸の屋上で、キムタクが深津にこう語るシーンである。
ー「ぼくの そばに いてほしい」。
・・・
深津の心が、鷲づかみにされたのがわかる。
孤独な心こそ、初めて人を必要とする意味を知る。
そして人は、ここぞという本番で、欲しいものは欲しいーそういうべき時がある。
それを、キムタクは、静かに果たした。
総理であろうと、新社会人であろうと、孤独な戦いは、今日も続いてる・・・。
第7話の最後は、失踪した総理・キムタクよどこに? で終った。
それを追いかけるのは、深津の役割になるだろう。
ボクの想像では、長野の小学校の校庭で、夜空の星をみているのではないだろうか?
そう想像する。
彼のトポス(こころの故郷)は、星のふる里。
星空の下で、キムタクと深津が再会するシーンを、ボクは見てみたい。
イノセンスを貫き通すことは、現代では稀有な事業である。
過去の記事 ⇒ 「第3話」
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