« 世界は、あなたを必要としている | トップページ | 「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」 »

2008年6月26日 (木)

キムタク 月9 CHANGE 第7話

いつのまにか、第7話。

自分が忙しさに追われているうちに、キムタク総理、大変な事態を迎えてた。

総理というポストをほしがる政治家は多いけれど、総理を全うできる政治家は極めて少ない。

自分で降りてしまう政治家も、また以外と多い。

最も危険な職業のひとつ、だろう。

JFKが執務室でみせる写真の数々は、苦悩と孤独の姿であった。

もともと、リーダーシップを発揮する人は、「危険な生き方をしている」ということを、ある本から学んだ。そうなのだ、大勢に迎合して生きる方が、楽チンである。

総理のキムタクを囲む空間が、広く演出されている。

宮殿に、ひとり住むということは、本当に孤独なことだろう。

そんなキムタクに危機が訪れた。

深津絵里が、総理秘書官を辞める、そう意思表示した。

・・・

第7話の最大のみどころは、首相官邸の屋上で、キムタクが深津にこう語るシーンである。

ー「ぼくの そばに いてほしい」。

・・・

深津の心が、鷲づかみにされたのがわかる。

孤独な心こそ、初めて人を必要とする意味を知る。

そして人は、ここぞという本番で、欲しいものは欲しいーそういうべき時がある。

それを、キムタクは、静かに果たした。

総理であろうと、新社会人であろうと、孤独な戦いは、今日も続いてる・・・。

第7話の最後は、失踪した総理・キムタクよどこに? で終った。

それを追いかけるのは、深津の役割になるだろう。

ボクの想像では、長野の小学校の校庭で、夜空の星をみているのではないだろうか?

そう想像する。

彼のトポス(こころの故郷)は、星のふる里。

星空の下で、キムタクと深津が再会するシーンを、ボクは見てみたい。

イノセンスを貫き通すことは、現代では稀有な事業である。

過去の記事 ⇒ 「第3話」

|

« 世界は、あなたを必要としている | トップページ | 「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 世界は、あなたを必要としている | トップページ | 「謎の会社、世界を変える。エニグモの挑戦」 »