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2008年7月14日 (月)

キムタク 月9 CHANGE 最終回

いいドラマをみせて貰った。

全十話十週間。

約2ヵ月半、この「CHANGE」を楽しみにして過ごしてきた。

2008年の初夏から夏を振り返る時、サイド・ストーリーに、キムタクのこのドラマを思い出すことだろう。

最終回の今夜の白眉は、キムタク総理のTV中継、実況そのままのシーンである。

キャメラ目線のこのシーンをウソにしないのは、役者にとって至難の事ではないか?

役を演じることだけで超えられぬハードルを、キムタクは超えようとしたろう。

彼の涙に、ボクは共感を覚えた。

政治をあげつらうことは簡単だけど、政治を支えるのは「あなた」だと、素直に云う言葉が決まるのは稀有のこと。

夕刊紙も週刊誌もそしてTVも、スキャンダルで商売してる、そんな時代にあって。

ーすがすがしい終わりだったね。

そう次男坊は、満足げに云った。

彼もまた、彼の政治に直面してる。

高校の生徒会で、さまざまな利害関係を調整しつつ、彼もまた彼の現実を生きている。

それはボクの直面する現実と本質的には同じこと。

ボクもまた、ボクの困難を生きている。

キムタクもまた、彼の現実と困難と孤高を、生きている。

何かを守るために。

例えば、この世界を少しでもよくするために。

それぞれ自分のフィールドで、何かをCHANGEさせるために。

その困難な生き方を支える力が、イノセンスであったとは・・・。

過去記事⇒ 「第9話」

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