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2008年7月 8日 (火)

キムタク 月9 CHANGE 第9話

「CHANGE」も残りあと1回を残すばかり。

(ネタバレしないように注意して記事をかきます。)

高校の生徒会の委員をしてる次男坊が熱心にみてた。

その脇で、ボクも第9話をみた。

正義感に訴える何かと、「政治」という名の人間界に存在するパワー・ポリティクスがドラマ形式で判りやすく展開する。その話運びから、高校生の次男坊は、何かを学んでる。

どの世界にも、欲は渦巻き、妬みと陰謀はある。

それを生き抜くために、人間のダークサイドの所業を知っておくのはいいことだ。

キムタクは「総理」という名の「プロジェクト・リーダー」を演じてる。

ボクが、この「CHANGE」に共感値の高い理由は、「プロジェクト・リーダー」としての資質について、無意識にこのドラマが答えているからだ。

自分もまた、幾つかのプロジェクト・リーダーを務めてる。

キムタクと同年代の三十代のビジネスマンでも、プロジェクトと呼ぶほど大きくなくても、マイ・プロジェクトに奮闘してる人は多いはず。

そして高校生の次男坊もまた、いくつかのマイ・プロジェクトのリーダーシップをとろうとしている・・・。

現実の困難に直面して思う。

あのように「感謝」の思いを忘れずにいたい。あのように穏やかなまま難関に対処したい。あのように現場主義をつらぬきたい。あのように自分に仕える人々を労いたい・・・。そしてあのように共感する人の輪が広がっていって、皆でいい仕事を成し遂げたい。

その鏡として、コアとなる「イノセンス」を体現できる役者は、やはり限られる。

欲で動き、ぶれる人の方が圧倒的に多い世界に、ボクらは生きている。

だからこそ、自分ではない何かのために、誰かのために生きようとすることは過酷である。

そんなことを考えながら、第9話を見終わった。

最終回でこのドラマがどのように締めくくられるか?

正直いってわからない。

しかしボクは第9回までに、充分な果実をこのドラマから得たと思っている。

過去の記事 ⇒ 「第8話」

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