キムタク 月9 CHANGE 第9話
「CHANGE」も残りあと1回を残すばかり。
(ネタバレしないように注意して記事をかきます。)
高校の生徒会の委員をしてる次男坊が熱心にみてた。
その脇で、ボクも第9話をみた。
正義感に訴える何かと、「政治」という名の人間界に存在するパワー・ポリティクスがドラマ形式で判りやすく展開する。その話運びから、高校生の次男坊は、何かを学んでる。
どの世界にも、欲は渦巻き、妬みと陰謀はある。
それを生き抜くために、人間のダークサイドの所業を知っておくのはいいことだ。
キムタクは「総理」という名の「プロジェクト・リーダー」を演じてる。
ボクが、この「CHANGE」に共感値の高い理由は、「プロジェクト・リーダー」としての資質について、無意識にこのドラマが答えているからだ。
自分もまた、幾つかのプロジェクト・リーダーを務めてる。
キムタクと同年代の三十代のビジネスマンでも、プロジェクトと呼ぶほど大きくなくても、マイ・プロジェクトに奮闘してる人は多いはず。
そして高校生の次男坊もまた、いくつかのマイ・プロジェクトのリーダーシップをとろうとしている・・・。
現実の困難に直面して思う。
あのように「感謝」の思いを忘れずにいたい。あのように穏やかなまま難関に対処したい。あのように現場主義をつらぬきたい。あのように自分に仕える人々を労いたい・・・。そしてあのように共感する人の輪が広がっていって、皆でいい仕事を成し遂げたい。
その鏡として、コアとなる「イノセンス」を体現できる役者は、やはり限られる。
欲で動き、ぶれる人の方が圧倒的に多い世界に、ボクらは生きている。
だからこそ、自分ではない何かのために、誰かのために生きようとすることは過酷である。
そんなことを考えながら、第9話を見終わった。
最終回でこのドラマがどのように締めくくられるか?
正直いってわからない。
しかしボクは第9回までに、充分な果実をこのドラマから得たと思っている。
過去の記事 ⇒ 「第8話」
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