「100年に一度の津波」 前FRB議長の言葉
今回の金融危機がどの程度の規模なのか、誰にもわからないーそれが現実である。
グリーンスパン前FRB議長の証言は、そういうことを如実に表している。
世界中のバブルが弾けている。
金融工学の行き着く果ては、ババ抜きゲームで最後に自分がババを掴むことに似てる。
それでは、100年に一度の津波を前にして、わたしたちはどうすればいいだろうか?
まず津波の上で、スラロームしようとしてはいけない。
「勝つ戦略」ではなく、「負けない戦略」を練るべきだ。
勉強する。
策を練る。
実行する。
アセスメントする。
再び勉強する。
策を練る。実行する。
それをまたアセスメントする。
・・・
このPDCAサイクルを回す他ない。平時よりスピードをあげてそれを粛々とする。
刻々と津波の形状、そのエントロピーはこれからも増大していくはずだ。
かって日本バブル崩壊を経験した人々は、その経験から学べるし、そこから叡智を汲みだせるはず。
そう信じよう。
結局、人はみなサバイバルしなくてはならない。
生き延びるーそれが至上の命題である。
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