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2008年10月24日 (金)

「100年に一度の津波」 前FRB議長の言葉

今回の金融危機がどの程度の規模なのか、誰にもわからないーそれが現実である。

グリーンスパン前FRB議長の証言は、そういうことを如実に表している。

世界中のバブルが弾けている。

金融工学の行き着く果ては、ババ抜きゲームで最後に自分がババを掴むことに似てる。

それでは、100年に一度の津波を前にして、わたしたちはどうすればいいだろうか?

まず津波の上で、スラロームしようとしてはいけない。

「勝つ戦略」ではなく、「負けない戦略」を練るべきだ。

勉強する。

策を練る。

実行する。

アセスメントする。

再び勉強する。

策を練る。実行する。

それをまたアセスメントする。

・・・

このPDCAサイクルを回す他ない。平時よりスピードをあげてそれを粛々とする。

刻々と津波の形状、そのエントロピーはこれからも増大していくはずだ。

かって日本バブル崩壊を経験した人々は、その経験から学べるし、そこから叡智を汲みだせるはず。

そう信じよう。

結局、人はみなサバイバルしなくてはならない。

生き延びるーそれが至上の命題である。

●経済羅針盤

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