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2008年10月27日 (月)

バブル後最安値の日 金(Gold)を求めて行列が

街ゆくビジネスマンは、証券会社の店頭を通過するときに株価に視線をむけていた。

立ち止って眺める人もいる。

今日はバブル後の最安値を突破した日。

おそらく歴史に残る日になるだろう。

そんな日、銀座は世界の観光客や銀ブラを楽しむ人々で一杯だった。

すがすがしく平和な光景。

あいかわらず、H&Mの前は行列ができていた。

ふと、思いついて、金の売買状況を偵察しに、貴金属商に足を向けた。

銀座の田中貴金属の三階に、金地金や金貨の販売フロアがある。

そこには、なんと行列ができていた。ガードマンもいた。

どちらかといえば年配のお客さんが行列をつくってた。

その気配に息苦しくなって早々に退散したボクは、どこかで見た風景を思い出した。

昔、バブルに湧いた頃、証券会社のフロアに大勢のお客さんが押しかけた。

それをTVニュースで見た。そのTVの記憶と目の前の金を買い求める行列がダブった。

デジャ・ヴ。

ボクに、金のことを語る資格はない。正直わからない。

しかしこの目で、今日の行列をみて、良かった。

ボクは行列に並ぶこと自体、駄目だから。

それを直感的に悟った。

2008年の秋の日に銀座でみた二つの行列のことを、ボクはきっといつまでも忘れないに違いない。

願わくば平和な日本でいてほしい。

●田中貴金属HP

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