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2008年11月24日 (月)

映画「武士の一分」 木村拓哉の剣

「武士の一分(いちぶん)」をDVDで観た。 (ネタバレしない書き方をしますので、ご安心を。)

木村拓哉は、たぐいまれな俳優である。

剣の殺陣(たて)に漲る彼の気迫は、やはり只者でない。

この映画は実は「剣」を基軸に構成されている、と思った。

故・緒形拳が、キムタク(三村新之丞)の剣の師匠である。

いい役柄を、この映画でみれ、うれしかった。拳もまた「剣」の人だと思う。

妻を演じた檀れいさんは、初々しい。

その初々しい愛妻の敵を討つ、木村拓哉。

みるに値する。

カッコいい役柄ではない処がほとんどであるからこそ、剣の場面が活きてくる。

男子の本懐。

それを思った。

そして、自分は「武士の一分」を果たしてるか? 

映画を観終わってそう静かに自問した。

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