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2009年1月13日 (火)

「史上最強の人生戦略マニュアル」

「きこ書房」から出たこの本は、勝間和代氏が訳し帯で「私が最も影響を受けた本の一つ」と書いたために、書店の平台に並んでいる。

つまり売れている(らしい)。

全米で370万部の大ベストセラーとある。

著者フィリップ・マグローは訴訟コンサルタント。

約430頁の本は、テキサス出身の著者の馬力で「筆圧強し!」という感じだ。

アメリカらしさが力強さならば、まちがいなくアメリカらしい人生指南書である。

この本を手に取ったのは、新年の計画を立てようと思ったから。

12月に購入し、頁数があるため少しずつ読み進み、やっと今日読み終わった。

「史上最強の」と「マニュアル」は邦題で付加されたもので、原題は次の通り。

LIFE STRATEGIES

人生に戦略は必要と知っていても、なかなか実践は難しい。

けれどこの本は脅迫的に「戦略をたてよ」という追い込み方が凄くて、立ててみるか・・・という気持ちにさせる。

そんな気持ちがある内に、基本的なプランを立ててみようと思う。

その気持ちは三日間くらい持続するだろうか?

著者の勧める方法論の大半は、日本人である自分には向かないものだった。

ロジカルに詰める自己分析が、自分の信じる自己分析とは違うので。

しかし方法論は違っても、戦略立案の方法論は普遍的である。

自分の方法論で試みるきっかけを与えてくれただけでも、この本はプラスだろう。

430頁を読了すること自体、一種の試練である。

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