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2009年3月24日 (火)

本田式サバイバル・キャリア術 (幻冬社)

「レバレッジ」(てこ)というキーワードでヒットメーカーの本田直之氏の最新刊を読んでる。

第1章「個人サバイバルの時代へ」、第2章「決め手はサバイバビリティ」、第3章「会社で働き、キャリアを磨く」、第4章「一生通用するキャリアを築く」、第5章「サバイバル・トレーニング」で構成されている。

「サバイバル」という言葉がリアリティを持つ時代となった。

この本を読んでて、面白かったのは、「エージェント五社以上に登録する」といった事が書かれている処。

そうしてみようと、単純に思う。

それぞれのビジネスマン毎に、この本に書かれていることの受止め方は違うだろう。

そのビジネスマンの今いるステータスに応じて、違った角度から、この本を読むことになる。

しかし世界的に起っている事象は大地殻変動であり、あらたなパラダイムを模索している過程であるということに異論を持つ人は少ないはず。

自分はどうか?という観点で、読む。

本田直之氏の書いている方向性に、自分は移行しているなと思った。

まだメジャーではなく、マイナーな世界ではあるが、クライアントと自分の関係性、会社と自分の関係性の双方とも、従来のビジネスマンの在り方とは異なる方向へと、自分もまた移行しているーそんなことを、本を鏡にして気づく読書経験だった。

自分にとって、サバイバルという言葉が重要なのは、守るべき家族があるから。

自分がしっかりとこの時代を生き抜くことが、家族を守ることだと思うから。

ゆで蛙になってしまわないよう、「小さな変化、ちょっとした不安定」を意識的に取り入れる。(P49から引用)

本当は、この時代だから、ではなくどのような時代であっても、一所懸命に生きる、ということであろう。

楽して生きれる人生があるならば。

しかし「楽」だけの人生で後悔がないかどうか?ー今のボクにはわからない。

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