大阪情報ー「るるぶ情報版 大阪ベストセレクト」
この大阪に関する情報誌のこの表紙から醸し出される雰囲気ー。
それがすべての始まりだった。
東京・日本橋・丸善で、仕事関連の本を購入し、通りすがりに立ち寄った国内旅行のコーナー。
出張先で少しでも「大阪らしさ」を味わいたい。
しかし観光ガイドを手にしても、ほとんどは期待外れに終わった。
ターゲット層と自分とのミスマッチが、その原因である。
しかし今回、この本の表紙の色彩のあざとさと踊る言葉に惹きこまれた。
ぱらぱらめくって購入した。そしてそれは正解だった。
表紙の言葉のキャッチは、これだ。
「定番&ディープ」。
王道グルメ、ディープグルメとして「お好み焼き」「たこ焼き」「大阪うどん」「串カツ」「焼肉」など紹介。
エリアも「道頓堀」「通天閣」「大阪城」「海遊館」の他、鶴橋、福島、梅田地下街、中之島、アメリカ村などに分け入って紹介してる。
今回の短い大阪滞在で、「お好み焼き」「焼肉」、そして鶴橋、通天閣へのワープは、この本のお陰だったと云える。
世の中に情報は無数にあって、手段としてはnetも含め様々な情報にアクセスできる。
B級グルメといわれる庶民に支持されてる食事のチョイスに、成功するもしないも、その情報源の信頼性に左右される。
その意味で、この本は「定番&ディープ」というコンセプトで、大阪を輪切りにしていて、自分の志向とマッチした。
大阪で食を楽しもうという観光客には、お勧めの一冊だと思います。
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