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2009年5月12日 (火)

映画「ハゲタカ」への期待

GW中にNHKの土曜ドラマ「ハゲタカ」の再放送をみた。

とても良くできたドラマだった。ビジネスマンの鑑賞に耐えるドラマだった。

ビジネスマンがみて、ドラマにリアリティがないと、この手のプログラムは鑑賞に耐えない。

役者さん、ストーリー、演出、全てが現実社会のリアリティの上に虚構を築いてほしい。

映画「ハゲタカ」に、期待するのは、そのリアリティ。

ー何のために、働くのか?

予告編に、そんな問いがある。

そう、ボクたちは、何のために、働いているのか?

・・・

昨晩、久しぶりにDVDで映画「インサイダー」を観た。

「ヒート」や「コラテラル」で贔屓のマイケル・マン監督の渋い社会派映画だ。

ラッセル・クロウとアル・パチーノのドラマのクオリティとリアリティは、大人の鑑賞に耐える。

実在の人物が、俳優と共にメイキングで登場する。

光と影の渋い陰影、キャメラ・ワーク、音楽、配役、どれをとっても一級の大人の作品だ。

映画「ハゲタカ」も、また大人に向けて放たれる作品である。

きっと、ボクはこの映画を劇場で観るだろう。

成果主義とか、グローバル・スタンダードが持て囃された時代から遠く離れて、ニッポンという国の輪郭が曖昧になっているように感じる。

大人の男たちが熱く、またクールに戦う姿をてみたい。

決して、決して、栗山千明だけがお目当ではないのだから・・・。

●映画「ハゲタカ」公式HP

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