賞与
賞与をいただいた。
昨今の厳しい経済情勢下、大幅なダウンの報道が続いていた。
今回は賞与があるだけで、ありがたいと思った。
額は問わないことにした。
ありがたい。心からそう思えた。
教育資金が必要な家庭では、賞与の大半は学資に向うはず。
稼ぐ主目的の一つに教育資金の捻出がある。
子供たちが安心して教育を受けられるように。
そのために、ニッポンのリーマンは働く。
(お父さんは、会社ではカッコいいんだぜい~。)
賞与の大半は子供たちのために向うけど、家庭を守る人にサプライズを与えたいと考えた。
奥さんの自由になるsome money。
そして母親にもあげたかったsome money。
裸のお金ではなんなので、書斎の机から包むものを探したら、祝儀袋がでてきた。
それに包んで手渡した。
ちょっと滑稽な祝儀袋。
けれど、それが「賞与」の感じになった。
いつも感謝!
本当の賞与はニッポンのお母さんに。
いつしか、賞与で自分のために使う部分は少なくなった。
独身時代の賞与は、モノの購入に向ってた。
しかし今は、私ではない誰かのために向う。
そしてそういう使い道が、今の自分には満足を与えてくれる。
古代、子供を育てるために、男と女は夫婦という形式を選びとったとTV番組で知った。
古代も今も、家庭の本質には普遍性があり、自らのDNAにもそれは受け継がれているのだろう。
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