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2009年6月 9日 (火)

良書「一生太らない体のつくり方」

ダイエットに関する仕事をするので、ダイエットの理論的背景となる本を探した。

著者・石井直方(いしい・なおかた)氏。

東京大学教授。

あまり説明的ではない文体で、筋トレこそダイエットの王道であると説く。

食事制限だけのダイエットは、脂肪を落とすと同時に筋肉も落としてしまう。

結果、基礎代謝を減らし、「痩せにくい体」をわざわざつくると説明する。(P44)

リバウンド時には脂肪をふやしてしまう。

ーちょっと恐ろしい循環になる。

石井氏のダイエット戦略は二つ。(P86)

①運動をすることで脂肪を消費する。

運動をしていないときに消費する

筋トレが、いかなるモノか?ーそれを明らかにし、まさに「太らない体をつくる」つくり方を説く。

まず筋トレをして、その後、有酸素運動をすべし・・・といった運動の順番についても言及されてるのがうれしい。

ダイエットは、筋トレの視点からアプローチする事が、一番理にかなっていると思った。

食べ物の誘惑を生涯しりぞけて生きるべきかどうか?

人はやはり美味しい食事で、癒される。

基礎代謝が落ちていることに無関心で、食事制限をするのは、ちょっと哀しい。

筋トレには、フィットネスクラブに行くなど仕組み化が必要だと思うけれど、挫折しない仕組みを習慣にしたら、たぶん「一生ふとらない」境地に辿り着けるだろう。

一生太らない体のつくり方―成長ホルモンが脂肪を燃やす!

理論武装に役立つ書であり、実践し検証してみたい書である。

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