村上春樹氏の「1Q84」BOOK1を読み終って・・・
今朝からBOOK2に入った。
(作品内容に、ふれないように語ります。)
昨晩、帰宅途中にBOOK1を読み終えた。
濃密な世界、すこし歪んだ世界が展開し、BOOK2でお話がどのように収斂していくのか?楽しみである。
上巻、下巻と思っていたのが、少し違うようだ。
BOOK1が第1章から始まるのは当然としても、BOOK2も第1章から始まる。
二つの世界が相互に浸潤していく構成。
ストーリーがどのように運ばれていくか?という牽引力もさることながら、村上春樹氏の文体そのものからくる快感が、もうひとつの魅力だ。
長距離ランナーが自らのペースを維持するような感じで、文体の密度やスピードがオペレーションされている。
電車のちょっとした移動時間、食後の僅かなひととき、そういった隙間の時間を埋めるものとして、「1Q84」があった。
今週末までには、BOOK2を読み終えるだろう。
発売されて、一週間。
ボクにとって、5月の終わりと6月の始めは、「1Q84」weekである。
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