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2009年8月13日 (木)

学研新書「男の養生訓」

最新の漢方医学による体質改善・生活改善の術(すべ)が書かれていて面白い。

中国医学は、病自体を起こさせないことに目を向けると云う。

未病(みびょう:半病気の状態)のうちに解決してしまうのが重要とする考えは正しいと思う。

日々の「養生」が大切。

養生とは、「生(命・気)」を「養う」ということ。(P35)

◎自分の身体を知る。◎食生活。◎病気の原因と対策。◎睡眠など、漢方医学の観点から説かれる。

肉体と精神という二元論で身体を捉えず、総合的に人間の身体を捉えているようで、新鮮だ。

朝の食事については、このようなアドバイスである。

牛乳、卵、ソーセージ、ベーコンのような栄養たっぷりの高タンパクの食品は消化がよくなく、消化管に負担がかかりすぎる。

むしろ朝一番は食べないほうがよいくらい・・・。

お医者さんが云うのとは違う論理が漢方医学にはある。

それが面白い。

ファミレスでモーニングを食べる生活をして太った経験がある。

食欲と、身体が必要としている栄養摂取とは、必ずしも一致しない。

むしろ食欲は暴走しがちでもある。

お盆に、今一度、自分の「養生」について考えてみよう。

身体のメンテナンスをし、生活改善するにはいい時期である。

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