ホームライナーに乗って
帰りの電車に、ホームライナーを選んだ。
このライナーの魅力は、渋谷を出ると次は藤沢という処だ。
停車駅がない魅力。
それでも¥500なので、大勢の乗客が最終的に乗ることになった。
混み具合は四人席に二人くらいが腰掛ける感じ。
そこで、今日一日を振返る。
ひとつ悟ったことがある。
経験はそのままでは必ずしもパワーになりえない。
そう自覚した。
たくさん仕事をしてくれば、さまざまなリスクとその結末を経験する。
想像力は直感的にリスクを察知する。
早くそのリスクの芽を摘もうと動く。
そういう働きが仕事を正常に回しているのも事実。
しかし同時に不安や恐れ、想像上のネガティブな事態に心身を晒すことにもなる。
そうやって人は疲れる。
想像力が自らの敵となる。
子供のように信じる心が、裏切られたことによって学習していく。
それは悲しい学習だ。
ボクはたくさん悲しい学習をしてきたと知る。
けれど同時に、もっともっと幸せな学習もしてきたはず。
幸せな学習>悲しい学習
なのに、心はフォーカスしている悲しい学習しかみえなくなりがちである。
今日、学んだ。
疑いや恐れから始めるよりも、信頼と善意から始める方が、人は生きやすいこと。
大切なのは、理性や知性が、裏切られるリスクをとりつつも、信頼と善意を選択する道を選びとろうとすること。
生きやすく、しかししたたかに。
そんな学びを、帰りのホームライナーでブログにしたためる。
家には、笑顔と今日一日無事に終えたことだけを持ち帰ろう。
ホームライナーなのだから。
| 固定リンク
コメント