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2009年11月 9日 (月)

そのお言葉を馬力として・・・御礼の手紙

次男坊の高校ではコミュニケーション科目に、会いたい人にインタビューする実習がある。

次男坊の会いたい人は当時ロンドンに住んでいた。

ーロンドンに行って会ってきたら。

それから何ヶ月かが過ぎた。

次男坊は意中の人の帰国情報を得た。

やはり会いたい。

その熱意を親は叶えてあげたくて、オフィシャルに面会を申し込む術を伝授した。

いくつかの関門を乗越えて、相手サイドのマネージャーからOKの返事が得られた時は、本人も家族も心から喜んだ。

体調を万全に。

遅刻しないように。

間違った処へ向かわないように。

Tokyoの地理に詳しい自分がサポートしてあげることにした。

待ち合わせの時が近づいてくると、次男坊の顔は緊張で引き締まってきた。

カフェで五分前に立ち上がった時には、腹をくくったようだった。

それから一時間・・・。

相手とそのマネージャーは高校生の次男坊にたっぷり応えてくれた。

(ありがとうございます。)

すがすがしい顔で次男坊は戻ってきた。

心からほっとしたのは彼だけではない。

サポートした自分の方が、もっとほっとしてる。

本人は精神的に満腹だ、と面白い表現をした。

昨日御礼の手紙を書くよう話した。

その御礼状には、こんな表現があった。

(がんばりなさい!!)という相手のメッセージに対して

ーそのお言葉を馬力として文武両道頑張ってまいります。

その表現をボクは次のように訂正した。

そのお言葉を励みとして文武両道頑張ってまいります。

後で後悔した。

そのままの方が良かった。

人生を切り開くには馬力が必要だ。

次男坊の達成感、そのすべての始まりは、彼の「会いたい」という気持ち。

願いは叶う。

そのことを、君は今一度大人のボクに教えてくれたね。

心からありがとう

本当によかったね

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